SNSマーケティングのプロ
須貝裕介
Mybestpro Interview
SNSマーケティングのプロ
須貝裕介
#chapter1
商品を購入したり、お店を選んだりする際、SNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)やホームページで情報収集する人も多いのではないでしょうか。近年、店舗や企業のマーケティング施策として注目されているのが、LINEやフェイスブック、ツイッター、インスタグラムといったSNSです。国内企業がSNSマーケティングに投資する金額は年々増大しており、2024年には1兆円を超えるといわれています。
山梨県を拠点に、マーケティング支援やコンサルティングを手掛ける「富士ヘルスケア&ストラテジー合同会社」では、SNSを駆使した集客や販促、ブランディングをサポートしています。代表執行役で、マーケティングプランナーの須貝裕介さんは、「SNSをうまく活用すれば、個人や中小企業でも、費用をかけずに認知度を上げ、新規顧客の獲得や売り上げアップにつなげることができます」と説明します。
SNSのメリットは、画像や動画を織り交ぜながら、商品や店舗、企業の魅力や最新情報をいつでもどこでも提供できること。「あのお店の〇〇がおいしい」「この商品のこんな使い方が便利」など、「口コミ」で評判が拡散すれば、消費者の購買意欲も高まります。同社では、こうした好循環を生み出すノウハウを提供するほか、運用の代行もしています。
#chapter2
須貝さんはかつて、東証一部上場企業などに勤務し、全国各地で店舗の新規オープンや運営に携わっていました。チラシやSNS、ホームページなどさまざまな手法を複合的に活用し、店舗のオープン当日に約300人を集客したり、3カ月で売り上げを1.5倍にしたりするなど、数々の実績を上げています。
また、山梨県内の整骨院では、コロナ禍でも毎月平均30人以上の新規顧客を獲得しました。
SNSは、種類によってユーザー層に傾向があるため、例えば、商品やサービスを周知させたいときにはツイッター、女性にPRする場合はインスタグラム、男性ならノート、といった具合に、「誰に」「どのような価値」を伝えたいのか明確にし、「目的と目標に応じ、最も適しているものを活用することが大切」と強調します。
「写真のセンスがない」と心配している人も大丈夫。同社では、商品の魅力を引き出す画像、動画の制作や、撮影のアドバイスも行っています。さらに、検索結果で自社サイトを上位に表示するSEO(検索エンジン最適化)対策やMEO(マップエンジン最適化)対策も万全です。飲食店などは表示位置によって集客数が大きく変わるといい、「顧客心理を把握した運用方法を紹介しています」と話しています。
#chapter3
大学時代、合気道に没頭したことをきっかけに卒業後、柔道整復師の国家資格を取得したという須貝さん。整骨院を運営する会社の社内独立制度を利用して2018年、山梨に転居しました。そして、県内と東京に、整骨院と整体院を計3店舗オープン。しかし、短期間に相次いで出店したことで、精神的にも苦しい日々が続いたといいます。「救ってくれたのは、山梨のお客さまでした。県外から来た私を快く受け入れてくれ、頻繁に店舗を利用してくれたんです」
自身が培ってきたマーケティング戦略を駆使して、「山梨の企業を盛り上げたい」と考えるようになり、20年、南アルプス市に同社を設立しました。
現在、県内外の企業や自治体、NPO法人などから、ブランディングや集客の相談が数多く寄せられているそうです。また、SNSマーケティングについてのセミナー講師を務めたり、著名人のオンラインイベントをプロデュースしたりするなど、活動の幅を広げています。
「売り上げが伸び悩んでいる」「集客の仕方が分からない」など経営の悩みを抱えている人は一度、須貝さんに相談してみてはいかがでしょうか。SNSを駆使した最適な手法で、解決へと導いてくれるはずです。
(取材年月:2021年2月)
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須貝裕介プロ
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富士ヘルスケア&ストラテジー合同会社
集客や販促、ブランディングなど、企業や個人が抱えるさまざまな悩みを解決へと導くマーケティングプランを提案。豊富な経験とSNSを活用した戦略が強みです。
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