マイベストプロ山形
武田和博

「伝統」と「遊び心」を融合させる庭づくりと外構のプロ

武田和博(たけだかずひろ) / 1級造園施工管理技士

株式会社 武田園芸

コラム

長井市のフード&バー オレオレのガーデニング、完成しました。

2017年8月9日

コラムカテゴリ:住宅・建物

コラムキーワード: ガーデニング 柵

オシャレな外観にしたいというオーナーの要望を実現するには、2つの制約がありました。
1つ目は、オープンまでの期間が短く関連する電気工事や舗装工事との工程調整が難しかった事。
2つ目は植栽するスペースがものすごく狭い事でした。
その2つの制約を見事クリアして完成したのがこの作品です。
before
1022

after
8105
このスペースにぴったりなアオダモの株立を探して植えてみました。
茶系の外観の上にくっきりと樹木が浮かび上がっているので、1本でも絵になります。白御影の敷石を使った土留も延長を少し長くした事で、広く見せる効果が出ています。
下草にはカラーリーフとして最近人気の高いヒューケラを植栽して彩りを与えています。
before 
1048

after
8108
奥行きがわずか80cmのスペースにも立派な小庭が出来上がりました。植栽にはあまりスペースを取らない中木のナツハゼを5本植えました。竹の支柱に枝を誘引して広げる事で、より大きく見えるように工夫しました。
土留は同じく建物の外観と合わせ、白御影の敷石でスタイリッシュにまとめてみました。オリジナルのガーデンフェンスも窓枠と同じ色に塗って統一感を出しています。
室内から見ると圧迫感も無く、板と板の絶妙な隙間で思ったより広く感じさせます。
after
1075
下草は4つある個室から全て眺めが変わるように考えてあります。
手前からキャットミント、アジュガチョコチップ、スジギボウシ、フイリヤブランが植えてあり、四季折々の花が咲くでしょう。
照明も樹木を下から照らす事で樹木のシルエットが浮かび、また違った演出を可能にしてあります。
after
8103
建物の全景はこのようになりました。2階のルーフテラスにもプランターを設置してツリバナを植えてあるので、建物にも潤いがでてきました。
そんなに植栽の量は決して多い訳ではないのに、建物のグレードがアップして見える!
植物の力を改めて大きく感じる作品となりました。

この記事を書いたプロ

武田和博

「伝統」と「遊び心」を融合させる庭づくりと外構のプロ

武田和博(株式会社 武田園芸)

Share

武田和博プロへの
お問い合わせ

マイベストプロを見た
と言うとスムーズです

お電話での
お問い合わせ
0237-47-0263

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

武田和博

株式会社 武田園芸

担当武田和博(たけだかずひろ)

地図・アクセス

武田和博のソーシャルメディア

instagram
Instagram
rss
ブログ
2024-04-19
youtube
YouTube
2024-01-28
facebook
Facebook

武田和博プロのコンテンツ

  1. マイベストプロ TOP
  2. マイベストプロ山形
  3. 山形の住宅・建物
  4. 山形のエクステリア・外構
  5. 武田和博
  6. コラム一覧
  7. 長井市のフード&バー オレオレのガーデニング、完成しました。

© My Best Pro