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武田和博

「伝統」と「遊び心」を融合させる庭づくりと外構のプロ

武田和博(たけだかずひろ) / 1級造園施工管理技士

株式会社 武田園芸

コラム

菅野魚店さんの作庭工事が完了しました。

2020年10月15日 公開 / 2020年10月27日更新

コラムカテゴリ:住宅・建物

今回は縁あって、はるばる高畠町まで作庭しに来ました。

菅野魚店さんの息子さんがHPで当社を見つけられて
御使命で店舗前の作庭工事をさせて頂く事になりました。

しかも、全国商工会の
「小規模事業者持続化補助金事業」の助成を受けての工事です。

そしてようやく、京風庭園を目指した庭造りが完成しました。

どのように変化したのか
ビフォーアフター形式で説明したいと思います。

【before】

【after】


この狭い空間をいかに広く見せるか。

庭師の技量とセンスが問われます。

まずは、白御影の敷石を使って囲い、敷地を最大限広く使いました。

アオダモやナツツバキ、ツリバナ等の雑木を植栽し
下草はリュウノヒゲをメインに、フイリアマドコロやギボウシ等を植えて
野趣味な感じに仕上げました。

【before】

【after】


この庭最大の見せ場となる穂垣。
曲線を用いたことにより柔らかで独創的な垣根になりました。

【before】

【after】


景石は鮫川石(青石)を用い
瓦で仕切った所には白川砂利を敷き詰めました。

曲がりが絶妙なシダレモミジが
何とも言えない雰囲気を醸し出しています。

【before】

【after】


こちらの景石は日高石(赤石)で組み
御主人が大事にされていた木化石もあしらいました。

松琴亭の灯籠もいいアクセントになっています。

コンクリート製のスロープがもともとあったので
それに合わせて白御影の敷石を据えて新たに苑路を設けました。

このように、雪国に合った和モダンな京風庭園になった事で
お客様にはすごく喜ばれ

店名も「菅野魚店」から「割烹菅野」に変えなくては等と
冗談が出る程。

早く店に訪れたお客様の生の声が聞きたいです!

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