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武田和博

「伝統」と「遊び心」を融合させる庭づくりと外構のプロ

武田和博(たけだかずひろ) / 1級造園施工管理技士

株式会社 武田園芸

コラム

東根市O様邸ガーデニング完成しました。

2020年5月9日

コラムカテゴリ:住宅・建物

今年の2月から開始したO様邸のガーデニング。

植栽までは順調に工事が進んでいたのですが
3月に入り、土間コンクリートを打設する時期に
思いがけない雪が降ったりして工期が延びてしまい、
この度ようやく完成致しました。

どのように変化したのか
例によってビフォーアフター形式で説明していきたいと思います。

【Before】

【After】


いつもは曲線のデザインを使う事が多い私の作品ですが、
この度は直線がお好きなお客様でしたので
全て直線でデザインしました。

駐車場の伸縮目地もあえて斜めに入れました。

【Before】

【After】


玄関脇のスペースも小舗石で囲い、
雑木(ツリバナの株立)を植えて、アクセントを付けました。
(天井には穴が空いていて、雨が当たるように設計されています。)

【Before】

【After】


設計に取り掛かった去年の暮れの時点では
奥の方は果樹畑でしたが、今では全て宅地になっています。
それを見越して周囲はオリジナルのガーデンフェンスで適度に遮蔽してみました。

小さいお子様と大好きなサッカーをするのが夢だったという
ご主人の要望にお応えして、
芝生の面積を最大限に広くとりました。

【Before】

【After】


植栽スペースも色の違う小舗石で遠近法を意識しながらデザインしました。

ジューンベリーやヤマモミジ、常緑ヤマボウシ、アオハダ等の
管理の簡単な雑木を植えて式の移り変わりを感じてもらえたらと思います。
また、お隣の窓を意識して配植してあります。

【Before】

【After】


玄関前のアプローチは白御影の敷石とクラストブラック石の乱張りという
モノトーンの組み合わせでまとめてみました。

ブラウンの化粧ブロック2枚を差し色に使っています。

【After】


荷物の出し入れを考えて、
絶妙な空間を空けてウッドフェンスを建てました。
これで通行人からの視線は遮りました。

【After】


ゲスト用の駐車場脇のデッドスペース。
三角形の植栽スペースを作って雑木(オトコヨウゾメ)を植えました。

下草は赤い葉が美しいセイヨウイワナンテン“スカーレッタ”。
これだけでも家が映えます。

【After】


この角度から家全体を眺めると、
スクウェアなデザインに建物とガーデニングが統一されているのが良く分かります。

【After】


まだ植物が芽吹いていないので実感が沸きませんが、
相乗効果がいかに必要か証明できた作品に仕上がったと思っています。

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