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武田和博

「伝統」と「遊び心」を融合させる庭づくりと外構のプロ

武田和博(たけだかずひろ) / 1級造園施工管理技士

株式会社 武田園芸

コラム

山辺町M様邸のガーデニングが完成しました。

2019年12月12日

コラムカテゴリ:住宅・建物

既にハウスメーカーさんの方で
外構工事の一部(アプローチ・駐車スペース用の土間コンクリートの打設)が完了しておりました。

それを最初の現地での打ち合わせで見た時に
少なからず違和感を覚えました。
それは敷地を中央で分断するかのように作られた階段部分です。

これをいかにこのガーデニング工事で
上手く馴染ませるかが最大のデザインテーマでした。
このテーマをどのような形でまとめていったのか
分り易いようにビフォーアフター形式で説明していきたいと思います。

【Before】

【After】


施主様施工で2台用のカーポートと
物置を設置したいとの事だったので、
設置場所と物置の色はこちらで提案させていただきました。

【Before】

【After】


アプローチがよくありがちな直線だったので、
入口の階段の両側は緩やかな曲線を描いて和らげました。

高低差も約1m程あったので
白御影の間知石を2段積みにして土留をしてなだらかな勾配にし、
そこにはハーブのキャットミントを植えました。
来春になれば新しい葉が出てきてまた違った印象になると思います。

【Before】

【After】


石積みに合わせてマサキの生垣を曲線にして植栽しました。

玄関前に約5m近くあるヤマモミジを植えました。
家の方が高い位置になっているので
あまり低い樹木だと存在感が薄くなってしまうからです。

【Before】

【After】


既存のシラカシは南東の方へ移植し、
その分芝生の面積を広くとるようにしました。

【Before】


【After】




玄関から眺める向かって左側には外構工事の時に
植えてあったハナミズキを利用して遠近法を用いました。
奥にある大きなヤマモミジと比較する事で広く感じます。

右側にはアオダモの株立を植え、
シラカシを移植する事で道路と隣地との空間を遮蔽しました。

【Before】


【After】



庭の奥(西側)から振り返るとこのようになっています。

植樹スペースは小舗石で仕切り、
芝生の面積はここまで広くとりました。

芝刈が少しでもやりやすいように
芝生の中には樹木をあえて植えませんでした。

アンティークレンガで縁取りした大きなコンクリート製のテラスも
BBQやプール置場として多目的に使われる事でしょう。

このように曲線を幾重にも重ねる事で相乗効果が生まれ、
よりデザイン性が強調されました。

【Before】

【After】


お隣との境界には大きなヤマモミジを中心として、
ヤマボウシやジューンベリー、アオハダの株立で空間を仕切りました。

新緑の頃にはこれらの樹々のおかげで
リビングでくつろいでいる時に安らかな空間になる事間違いなしです。

【After】


庭の奥には防腐剤注入木材で作った家庭菜園を設けました。
家族で野菜作りを楽しむならこのくらいの大きさが丁度いいと思います。

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