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武田和博プロは山形新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

東根市A様邸の作庭工事、遂に完成致しました。

武田和博

武田和博

本格的な枯山水の作庭に取り掛かって約1ヶ月半…
ようやく納得のいく作品が出来上がりました。

庭がどのように変化したのか分り易くする為に、
今回もビフォーアフター形式で説明していきたいと思います。

【Before】

【After】


3本の赤松と奥に見える鳥海石の立石以外は全て造り直しました。

既存の石を全て計測しての再設置。
全て一発勝負でしたので、かなり入念な準備が必要でした。

通常の石組では考えられない石の使い方(鳥海石・鮫川石・目高石)をしているのは、
以前の庭石をそのまま利用したからです。

【Before】

【After】


野趣な味わいを演出したかったので、
ヤマモミジやナツツバキ・ヤマボウシ・ナツハゼ等の
雑木類を主体に植栽していきました。

下草には枯山水に合うように、
ヒメシャガやフイリヤブランを主に
スジキボウシ・シラン・リュウノヒゲ等を植え付けました。

【Before】

【After】


州浜には地元の川石を砕石場から買ってきて
1個1個選別し、洗ってからモルタルで1つずつ打ち込みました。

また、川の流れを表すのに真っ白な伊勢ゴロタ石を敷き詰め、
“水無くして水を楽しむ”枯山水の醍醐味を表現しました。



迫力を出す為に、滝石組の部分には
石の表現力が高く荒々しい日高石(赤い石)を用いました。

残念ながら、雑木類の多くは既に落葉してしまいまいたが
新緑の頃にはまた違った彩りを見る人に与えてくれるでしょう。

石臼も手水鉢として再利用しました。



決して派手さはありませんが
“わびさび”を十分に感じ取る事が出来ます。

奥の土留は竹柵を作って止めました。
敷いてある玉砂利の下には防草シートが張ってあり、
雑草対策も万全です。

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武田和博
専門家

武田和博(1級造園施工管理技士)

株式会社 武田園芸

和風、洋風、そしてそれぞれの良さを取り入れた「モダンジャパニーズガーデン」から「庭じまい」まで、お客さまのご要望にお応えできるよう、豊富な経験と職人の技を生かして丁寧につくり上げていきます。

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