実家じまいが増えている本当の理由

「実家じまいをしなければ」と思いながらも、何から手をつければいいのか分からず、立ち止まってしまう方は少なくありません。思い出の詰まった実家を整理するのは、精神的にも体力的にも大きな負担です。だからこそ、正しい段取りと進め方を知っておくことが重要です。
この記事では、実家じまいを後悔なく進めるための7つのステップと、よくある失敗例とその回避のコツをご紹介します。
実家じまいの7つのステップ
ステップ1:家族で話し合う
実家じまいの第一歩は、家族全員での話し合いです。
親が元気なうちに、実家をどうするか、誰が主導して進めるか、費用負担はどうするかなどを明確にしておきましょう。兄弟姉妹がいる場合は、全員の意見を聞き、合意を得ることが重要です。
この段階で曖昧にしておくと、後々トラブルの原因になります。「誰かがやってくれるだろう」という期待は禁物。役割分担を明確にし、スケジュールの目安を共有しておくことで、スムーズに進められます。
回避すべき失敗例:家族に相談せず一人で進めてしまい、後から「勝手に捨てた」とトラブルになるケース。特に思い出の品や貴重品の扱いは、必ず事前に確認しましょう。
ステップ2:全体の物量を把握する
話し合いがまとまったら、実家にある物の量を把握します。
各部屋を一つずつ確認し、家具、家電、衣類、書類、趣味の品などをリストアップしましょう。物量が多ければ多いほど、時間も費用もかかります。この段階で現実的なスケジュールと予算を見積もることができます。
写真を撮っておくと、離れた場所にいる家族とも共有しやすく、後の判断材料にもなります。
回避すべき失敗例:物量を甘く見積もり、「週末1回で終わる」と思ったら数ヶ月かかってしまうケース。特に押し入れや物置、屋根裏には予想以上の物が詰まっていることが多いです。
ステップ3:残すもの・処分するものを仕分ける
次に、物を「残すもの」「処分するもの」「迷うもの」の3つに分類します。
残すものは、貴重品、思い出の品、相続に関わるもの、まだ使えるものなど。処分するものは、明らかなゴミや使えなくなったもの。迷うものは、後日改めて判断するか、家族で相談します。
この作業は感情的になりやすいため、一人ではなく家族や信頼できる友人と一緒に進めるのがおすすめです。「いつか使うかも」という考えは、整理を妨げる最大の敵。本当に必要かどうか、冷静に判断しましょう。
回避すべき失敗例:感傷的になりすぎて何も捨てられず、結局整理が進まないケース。「思い出は物ではなく心の中にある」と割り切ることも大切です。
ステップ4:不用品の処理方法を決める
処分するものが決まったら、その処理方法を検討します。
自治体の粗大ゴミ回収を利用すれば費用は抑えられますが、運び出しは自分で行う必要があります。リサイクルショップや買取業者は、まだ使える家具や家電を引き取ってくれることもあります。不用品回収業者に依頼すれば、一度にまとめて処分でき、運び出しも任せられますが、費用はやや高めです。
物量や予算、自分の体力に応じて、最適な方法を選びましょう。
回避すべき失敗例:無料回収を謳う業者に依頼したら、後から高額請求されるケース。業者選びは慎重に。複数の見積もりを取り、料金体系が明確な業者を選びましょう。
ステップ5:家屋の処分・売却を検討する
不用品の整理が終わったら、家屋と土地の扱いを決めます。
売却する場合は、不動産会社に査定を依頼し、適正価格を把握します。解体して更地にすれば売りやすくなることもありますが、解体費用がかかります。賃貸に出す選択肢もありますが、管理の手間は残ります。
立地や建物の状態、相場を踏まえて、最も合理的な方法を選びましょう。専門家のアドバイスを受けることで、後悔のない判断ができます。
回避すべき失敗例:「古い家だから売れない」と決めつけて放置するケース。地域によっては古民家として需要がある場合もあります。まずは専門家に相談しましょう。
ステップ6:各種手続きを済ませる
実家じまいには、さまざまな手続きが伴います。
電気・ガス・水道の解約、固定電話やインターネットの解約、火災保険の解約、郵便物の転送手続きなど、漏れがないようチェックリストを作成しておくと安心です。
相続が発生している場合は、相続登記や名義変更も必要です。これらは専門的な知識が求められるため、司法書士や行政書士に依頼するとスムーズです。
回避すべき失敗例:解約手続きを忘れ、誰も使っていないのに料金を払い続けてしまうケース。電気・ガス・水道は早めに連絡しましょう。
ステップ7:最終確認と引き渡し
すべての作業が終わったら、最終確認を行います。
忘れ物はないか、鍵の返却は済んでいるか、近隣への挨拶は済んだか。特に賃貸や売却の場合は、引き渡し前に細かくチェックしましょう。
可能であれば、家族全員で最後にもう一度実家を訪れ、思い出を振り返る時間を持つのも良いでしょう。区切りをつけることで、前を向いて歩き出せます。
専門家を頼むタイミングと費用感
実家じまいは、すべて自分でやろうとすると大きな負担になります。専門家の力を借りるタイミングを見極めることが大切です。
不用品整理は、物量が多い場合や遠方に住んでいる場合、業者に依頼するのが現実的です。費用は間取りや物量にもよりますが、1LDKで5万円〜、一軒家で15万円〜が目安です。
解体工事は、木造一軒家で100万円〜200万円程度。立地や建物の大きさで変動します。
不動産売却は、仲介手数料が売却価格の3%+6万円(+消費税)が一般的です。
相続手続きは、司法書士に依頼すると5万円〜10万円程度が相場です。
初期費用はかかりますが、時間と労力を考えれば、専門家に任せる価値は十分にあります。
まとめ
実家じまいは、段取りを間違えると時間も費用も余計にかかり、家族間のトラブルにもつながります。しかし、正しいステップを踏めば、後悔なくスムーズに進められます。
大切なのは、一人で抱え込まないこと。家族で協力し、必要に応じて専門家の力を借りながら、無理のないペースで進めましょう。
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