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入澤和志郎

遺品整理士山形県第1号!29年以上の実績を誇る遺品整理のプロ

入澤和志郎(いりさわわしろう)

有限会社 風車

コラム

2017年を振り返り 北朝鮮・遺体漂着・Jアラート・2030年問題・セルフ散骨

遺品整理

2017年12月14日 / 2018年8月30日更新

私共の地元山形県庄内地方では月初めの寒波到来により国内でただ一か所だけ大雪警報が発令され、朝から雪が降り続け鶴岡市内で20㎝超、山間部では40㎝越えの積雪となり、一日中、市内のあちらこちらで雪かきをする人々に除雪車の往来する騒音が鳴り響いておりました。当社は定休日ではありましたが、翌日の始業時の除雪を考慮し、急遽出勤しての休日除雪作業となりました。

本年も残すところあとわずかとなりました。天皇の退位日決定による年号変更などのニュースもありましたが、まずは新しい年、平成30年を迎えようとしております。
振りかえってみれば今年の漢字一字に「北」が選ばれたように、北朝鮮の動向に振り回された年だったような気がします。けたたましく鳴り響いたJアラート、日本中が大騒ぎしたミサイル問題や核実験。最近では日本海沿岸に毎日のように流れ着く同国のものと思われる古い木造船や乗組員と思われる漂着遺体などに関するニュースが連日報道されております。

経済ではトランプ大統領のイスラエル首都問題発言により日経平均株価が本年最安値を付けるなど、世界中の株価が翌日より乱高下、自身の政権がロシア疑惑で毎日の様にテレビ報道されているなかでの発言でした。
年末にかけて仮想通貨ビットコイン暴騰など世界経済も慌ただしく揺れ動いております。

国内では間近に迫った2020年問題。大企業だけの問題ではありません、中小零細企業でも人手不足、人材不足に直面しております。時代の先々を憂慮してかコンビニ業界に至っては間もなくキャリア決済導入による無人店舗も出現しそうです。
ガソリンスタンドでは既にセルフスタンドが見慣れてきましたが、スーパーやコンビニ、ホテル業界でもAI導入などモニター対面、スマホをかざすだけで決済終了となり、その反動として接客サービス社員やレジ社員は職を失うと言う問題もあります。

そのあとに控えているのが2030年問題です。人口の1/3が高齢者となり団塊ジュニアも退職間近です。未婚の若者増や少子化が更に進み労働力の低下やGDPの低下、就労者不足が過熱します。人口の超高齢化、国の財源も細るばかりで時代の支え手、働き手不足により年金、医療や介護、あらゆる面で経済の歪みが吹き出し、その結果、年金や介護暮らしの高齢者生活の破綻、若者の住宅ローン破綻、自殺者急増など今から異常な予測数値も出ており、大変な時代へと一歩近づく事になります。


そのような中で当社ホームページや、こちらのコラムをお読み頂いた方から、本年も沢山のご相談をお寄せ頂きました。特に多いと感じるのは自身の終活、それに家族の死後に関する問い合わせです。
葬儀のあり方、ご遺骨の扱い方についてのご相談から、近くに合同供養墓地が無いとか、合同や合祀供養墓地とはどのような物なのか?死後の遺骨の行方、手前供養とは?生前整理、自然葬、海洋散骨についてなどなど・・・
十数年、身内の遺骨と一緒に何度も引っ越し経験を持つ方、極端な方は長期に渡り現在も空き家の実家仏壇にそのままにしている両親の遺骨、白布の骨箱のまま、色々なお話しが聞かせて頂きましたが、当事者でないと理解もできない事や常識では図れない事が、いろいろとある事を相談受けながら思い知らされた一年でした。

現在のありのまま、その時の心情などを伺って、少しでも相談者のお気持ちを理解し汲み取り、お気持ちを楽にさせてあげたく私共も精一杯努力、相談者の悩みに合致する最善の方法を探してお話しをさせて頂きました。失礼とは思いましたが時には叱り、説教めいた言葉も多少あったかと思いますが、すべてはご相談頂いた方のため、ご兄弟、ご親族、また故人様の為を思いっての事とご理解下さい。

最近では新しい言葉で「セルフ散骨」というのがあります。字の如く自身の手で散骨をする事で費用ももちろん0円です。多くの方は法を順守、自身の手で家族皆、心を込めて故人のゆかりの地で周囲に配慮しながら散骨されている。環境・モラル・法律に触れない程度で自身で行なう行為を「セルフ散骨」と呼ぶそうです。今の時代らしい、大変宜しい事とは思いますが・・・。
なかには何を勘違いしたのか公共施設や電車の中にセルフ散骨といった耳を疑うよううな話も聞こえてきます。上記とは天と地ほどの違いがあります。遺骨遺棄罪でこの行為は犯罪です!
この様な記事を目にしますと日本の教育、伝統文化、家族の絆や在り方など・・・。何処に行ってしまったのか、と一人悩み考えてしまいます。
節度を持ち、家族との絆を第一に、自身が後悔をしない為にも生前の故人との生きた証を想い出し、決して法に触れることのないような行動を切に願うばかりです。ご自身の為にも!

今年最後の代理海洋散骨 散骨証明書 お礼の電話とメール 嵐の谷間で帰郷の海

山口県在住の方より海洋散骨のご相談を受けました、亡きお母様が山形県鶴岡市ご出身。
故人の遺言でも有り、地元の海に還してやりたい、そんな想いからのご相談でした。

散骨当日に飛行機でのご来県、ご依頼者様が自身でお骨を抱いてご来社頂きました。
前日までメールにて何度もやり取り、到着後直ぐに契約書作成、お骨をお預かりし中身の確認となります。西日本の通例でしょうか?骨量が粗半分ほど大変少ない骨量にまずは驚きましたがそれも地区の文化でしょうか・・・。

粉骨作業に入ります。社員一同、ご依頼者様ともに合掌。その全ての粉骨作業工程を終始数珠を添えて合掌しながらご覧になっていました。

「綺麗なお骨、真っ白ですね」

仕上がり具合を傍らでご覧頂きながらの粉骨作業。真空パック加工されたお骨と海洋散骨用の紙パックに納めたお骨、折り鶴と共に祭壇の花籠へ納め一同合掌。

今回持参頂いたお骨の半分ほどを分骨にして粉骨加工のご依頼、小瓶5本に分けてお持ち帰りとして真空加工を施しお渡しを致しました。故人様のゆかりの地に持ち帰り手前供養と自身の手でセルフ散骨予定だそうです。外国にも居住された時期があるそうでそちらまで出向きご家族の手で散骨予定、大変素敵なご計画を聞かせて頂きました。
全ての引き継ぎ、お話しも済んだ頃に帰りの電車のお時間となり鶴岡駅までお送りさせて頂きました。

代行海洋散骨当日は冬の日本海、嵐の谷間、日本海中部に居座る低気圧がほんの一瞬緩んだこの日と判断し、早朝に散骨させて頂きました。前日までの風のうねりが多少残り、海面も少しバタついた感じもありましたが、鳥海山もこの日はクッキリと雄大な山肌を見せております。早朝という事もあり海上の風も冷たく、大変失礼とは思いましたが防寒着を重ねたままでの海洋散骨とさせて頂きました。

代行散骨

代行散骨

代行散骨

冬の日本海、潮流れも速く献花の花びらも、あっと言う間に離れていきます。
小袋の骨粉も波間に広がりすぐに消えていきます。
故郷の海、故人様の新たな航海の門出、この時ばかりは揺れる船上に立ち上がり花道に沿いながら流れゆく故人様をご依頼者様に代り消えゆくまでお見送りさせて頂きました。

代行散骨

冬の庄内地方は強風悪天候続きで出航可能日は限定されております、私共の業務予定の兼ね合いもあることから「越冬もあるかも・・・」、この様なお約束でお預かりを致しましたご遺骨でしたが、何かの思し召しかお預かりして数日後に私共も驚くような晴天となり無事に代行散骨を執り行う事が出来ました。
早々に散骨が出来ました旨をメールでご連絡させて頂き、後日散骨証明書、スナップ写真を同封してご報告をさせて頂きました。

本年も全国多数のご家族様より当社の海洋散骨葬をご利用頂きました。事故や大きなトラブルも無くご依頼頂いた全てのお骨を海に還すことが出来ました。本当に有り難うございました!
乗船頂いた方、代行散骨の方ご利用頂きました全てのご遺族皆様に代わりまして故人様の更なる旅路の安全を祈願し、大海原に向いクルー全員で合掌させて頂きました。
まことにありがとうございました


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