厳しい寒さ?冬期間、そんな時に・・・
2025/02コラム
【義理母の死・・出家している義理
義理母の死・・出家している義理兄と義妹で遺品整理費用/遺産相
義理兄と義妹で遺品整理費用/遺産相続問題で】
二人兄弟、兄さんは若くして親元を離れ気ままな都会で一人暮らしを・・
弟さんが実家を継、お嫁さんを。弟さん夫婦の子供さん達も既に独立・・
嫁いで始めた家業、実家の母親と同じ職業を一部自宅改装して新たに嫁ぎ先で始めました。
幸せだった生活も長続きせず、アウトドアスポーツが大好きだった旦那さんが
若くして大病で仕事も休み休み女手一つで奮闘支えていたとの事です。
治療看病の甲斐も無く60歳前に他界、残された嫁さん、近年義理母も体調を崩されて
旦那さんが亡くなってから8年ほど経った頃、今度は高齢の義理母が亡くなりました。
家業の仕事をする合間で家庭を守り続け床に臥せる義理母の看病/介護で仕事をしながらも一人奮闘していたようです。
義理母が体調を壊し長患いで亡くなり分かった事、実の子は音信不通だった義理兄さんだけになりますが何故か現金や保険金、有価証券など全て長男が受け取り相手、
全てが義理兄さん相続で・・額面などは不明ですが・・
旦那や義理母が亡くなり子供達も巣立った今、自宅内には当然ですが近年まで生活をしていた義理母の残された家財等が多く残されております。
自宅のお仏壇には義理両親のご位牌、自宅継承のお嫁さんの旦那さん(弟)、
3名のご位牌が収められております、当然ですが。
聞く処によれば義理父親は大病を患い60代で病死・・寂しかったのか数年後には新しい旦那さん(愛人)が同居するようになり(籍は入らず)その母の立ち振る舞いには家族も困惑しながらも弟嫁さん親子は不思議な家族構成で長らく同居されていたようです。
変わり者と言われる兄さんはここ三十数年実家に寄ることも無く周りでは弟さんに兄がいる事すら知らなかったと近所のお話のようです、勿論弟嫁さん親族などは知っていたようですが。
8年ほど前の実弟さんの葬式にも参加してなかったようです。
親戚一同変わり者の兄として見ていた様で関わりたくないとか・・。
弟さんのお嫁さんが現在まで同居、義理母の面倒を見ながら家業に励んでいたようです。
想像ですが当時は兄弟親族間も普通だったと思いますが弟さんが亡くなり、
今又義理母が亡くなった事で相続問題も発生で親族環境が一変したようです。・・
義理母の物は全て義理兄の相続物、全て持つて行ってほしい、
私ども家族子供達の物だけを残して整理処分をお願い致します。
実娘でないことも影響していると思いますが。
義理母の容体の変化で二十数年同居していた男もいつの間にか出家、
現在は嫁さんだけが自営で一人暮らしに、子供さん達は既に社会人です。
見積もり作業や相談時には何故か男性が同席しており身分も明かさず、
これと言った自己紹介も無く口数は多い男性が一人、遺品整理見積もりで女一人では不安ではと思ったのか得体の知れない男性が一人立ち会います。
無理のない事と思います、何故ならば私どもの立ち位置はその変わり者と言われる義理兄さんの顧問弁護士事務所からの依頼で見積もり作業となっております。下手なことも言えない立場です。
義理父親の死から数年後に同居を始めた男性(義理母親の内縁の夫)、
趣味も多々有ったようで駐車場などを除き、庭一杯に日本庭園なるものを造り始め、大きな庭石、木々を植え始め、現在では結構な大きさに成長お隣さんとの問題も発生。
裏地一杯に造られております。
残された土地と建物を相続した弟のお嫁さにすると義理母の残した家財やら同居していた男性の残された家財、庭石や木々をも義理兄のお金で整理をしてほしい、私(弟嫁)が相続したものは土地と家だけでその他の物は義理兄の相続した物、こう言う主張の様で兄と弟嫁間で弁護士を交え争っている事になります。ごもっともなお話です。
ただここまで言うのにも無理はないと思います、若くして旦那とも死に別れ、その母親をも長年看病して女手一つで家庭を支えて来たもののその報いは築40年ほどの自宅と庭石や木々が一杯の土地だけ、整理処理にも高額な金額が係ります。
このような現場に兄方の弁護士より遺品整理作業の見積もり相談を頂き現場に入った
当社ですが・・中々やり辛い作業現場です。
裏話を知っている私どもとしては嫁さんに同情しながらも確りと法に照らし依頼を受けた内容で作業見積もりを作成しませんとなりません。
作業中にキツイ言葉もポンポン、正に二馬力、相方の男も口を挟みます。
義理兄方の弁護士依頼、当然義理兄さんからの作業依頼で来た遺品整理業者。
私共にきつい態度もうな付けます。家庭事情や裏話を知っているとも言えませんし
下手な同情心も・・
その様な環境でも2時間ほどで作業見積もりを、作業時間や作業員の積算など、
大方の撤去持ち出し物量も積算出来ました。現場に住まいする嫁さんからは母親のアルバム類が多数あるので処分していいのか義理兄に聞いてほしい、私は全て廃棄で考えております。
中を見れば旦那さんの幼少期物、親子仲良く写る写真も多数。
嫁さんの話し方からすれば全て処分を、争い相手の義理兄さんも多数写っております。
全てゴミ・・当然かも・・義理母やその男が触ったであろう物は全て廃棄してほしい、
作業中にそれもあれもと指示がでます、一つ一つに付箋を貼り廃棄持ち出しする品の区別訳です。
その作業金額は義理兄に請求して下さい、
私はいい迷惑です早くしっくりしたいです。綺麗さっぱりしたいです、わかるでしょ!
これも後に聞いたお話ですが実弟の葬儀には顔を出さなかった義理兄がどこからの情報かは分かりませんが突然母親の葬式には顔を出した様でここでも一問題が発生、
集まった香典袋を全て、これは長男の自分の取り分だと言って全て持ち帰ったとの事です。香典泥棒と一時騒ぎにもなったようですが・・
ここ数か月間は全て弁護士とのやり取りの様です。
弟嫁さんからの義理兄への伝達も私共や弁護士を通じて、、正に伝言ゲームです。
ご近所さんの情報では本当に苦労された良く出来た嫁さんと伺いました。
途中色々と在りましたが作業見積もりも無事に終了、
ご依頼頂きました弁護士事務所までお届けを致しました。
但し、庭木や庭石撤去見積もりは除外して下さい、元々それらは不動産に当てはまり
動かせるものではありません、法律上も動産扱いは出来ませんのでこちらのご依頼主は
動産処分の見積もり経費のお支払いだけです。
又、亡きお母さんの内縁の夫の所有物は対象外です、
あくまでも母親の動産品だけの処分費用のお見積もりをお願い致します。
彼の私物はそちらでお支払い作業をとお伝え願います。
弁護士の言う事もごもっとも、法律上はそうなります。
この様な現場も初めてで再度現場に入りお嫁さんへ立ち合い頂きその辺の細かな聞き取り作業を、嫁さんの言い分に少し変化もありで全て彼が母親にプレゼントした品物、
今となっては全て義理母の物とお考え下さい、彼の物は全て義理母の物です!
少し感情的にも見えましたが言われた事をそのまま弁護士へお伝え判断を仰ぎました、
一週間ほどして弁護士よりの回答が来ました、ご依頼主、義理兄さんが全て了解した様で・・
半分はこれ以上話を伸ばしたくない様にと想像ですが弁護士からの助言も有った様で
些細な金額でこれ以上本案件を伸ばしたくない様に受け取りました。
庭石や庭木の伐採作業費は見積もりより除外してその他の残された金額で
承諾を頂きました、3月早々に現場に入りますが
何事も無く無事に終えられることを願うばかりです。
【三年超しの海洋散骨葬のご相談】
東京に住まいするご依頼人、ご高齢で現在は自らも病院通い、
亡くなられた方の親族とのやり取りに問題が有り先延ばしとなっておりましたが
ここに来て漸く先が見えて来ました。
数年前の契約書とも内容が異なり新たな契約書とお見積書の発送となりました。
地元で暮らす親族様からも要約、海洋散骨葬の了解を得たとの事で私共もホッと致しました。
ご依頼主は元共同経営者にあたるそうで生前から田舎(実家)の言う事には
従わなくていい、悪魔でも自分は海洋散骨葬を希望するとの遺言だったようで・・
仏さんも実家とは三十数年お付き合いも無いとの事の様でした。
結果ご依頼人と甥っ子さん達数名も乗船して仏さんを送りたいとの事で決まった様です。
聞く処によれば甥っ子さん達が上京、学生時代に仏さんからの物心両面の支援などで
恩義を感じているとの事の様でした。
3月~4月の穏やかな長期天気予報が出たら速やかに実行したい、
期日は私共にお任せと言われており今後の長期天気予報が気になります。
穏やかな海で乗船散骨葬が出来ます事を願うばかりです。