長年の現場経験から一言 「遺品整理と財産相続」
一軒家の生前整理の作業案件になります。
ご依頼主様の従弟の奥さんがお住まいしていた住宅で築40年ほどの平屋のお宅でした。その都度リフォームもされていたようで、中を拝見しても建物の傷みはさほど見受けられません。
旦那様が5年ほど前に他界され、子供さんも居なかったため奥さんが一人住まいされていたそうですが、ご主人が亡くなり生活スタイルに変化も出始め、寂しさによる気力の低下、体力的な衰えも重なり近年は病院へ出入りする回数も増えた為、民生委員や近所の方の勧めもあり施設入居する事となりご自宅整理となったようです。
家の持ち主は既に施設に入っており、亡きご主人様の従弟に当たる方とやり取りさせて頂いたのですが、家屋の販売に必要な土地権利書や印鑑などの重要書類を探して欲しいとのご依頼で早速お部屋の中の探索開始です。ご主人様が亡くなられた際に奥さんが通帳や保険書の保管場所を移動されたようですが、奥さんの記憶も定かでなくどこに仕舞ったか分からない。私共へ依頼する前に親族皆さんで仏壇周りや書類棚などを重点的に探したようですが見つからなかったようです。
これら権利書、印鑑などの重要書類の保管先は大体決まっているもの・・・と、思っていましたがいくら探しても見つかりません。多少の焦りも感じ始めた2日目、書類探索と並行して整理作業を進めていましたが衣類やタオル類の入った段ボールの整理中に偶然にも空の香典袋や弔電、香典帳等の入った段ボール箱を発見!その中に目当ての書類関係が挟み込まれていました!それ以外にも郵便通帳や他行の通帳、印鑑なども見つかり纏めてご依頼主様へお渡し致しました。
雪解け時期の作業スタート、請負契約も成立して急遽作業に着手となりましたが自宅の販売もありましたので片付け作業を行いながら、土地建物の販売についてもグループ会社と連携して進めておりました。
一部屋ごとに整理を進めながらの内覧会では某企業より社員寮に丁度良いとトントン拍子で事が進み整理作業途中に無事に家屋の販売契約締結する事が出来ました。
いまだ整理作業途中ではありましたが購入者様の立ち合いのもと必要な物、不用な物などの要望を聞きながら整理作業もこなしていきます。
春先の不安定な天気を考慮しながら急ぎ仕事で全力投球で作業を進めております。
春の海洋散骨 乗船して送りたい方が増えております
今日まで4月の海洋散骨葬が5件、代理散骨1件のご予約を頂いております。4月としては少し多いようにも思いますが、5月もすでに2件のご予約を頂いており今後も増えるものと考えております。
海洋散骨のお問い合わせの中には合祀や共同墓地などについてのご相談をされる方もいらっしゃいますが、私共が執り行っている葬送は海洋散骨に特化した内容となっており、合祀や他の自然葬には対応しておりません。その方も事前に他社様へ問い合わせされたのか、もしくはネット調べされたと思いますが、今は葬儀会社が海洋葬や他自然葬まで仲介する所も増えており、なんでもやってくれると考えての相談だと予想します。
私共は海洋散骨にだけ専念し当社スタッフが自社保有船を使ってサポートする事により、乗船されたお客様のご要望を的確に捉え、ご遺族様に満足頂ける葬送を提供するよう心掛けております。
更に私共の考えとしては海洋散骨は葬送の一つの形であり、最終候補的な葬送と捉えております。
菩提寺さん事情、お墓を持てない、継承出来ない、理由は様々ですが海洋散骨葬は最後にお決め下さいと必ず申し上げます。なぜなら散骨したお骨は元に戻せないので、ご自身だけでなくご家族親族でよく話合いを重ねてからお問い合わせ下さいます様お願い致します。
私共も仕事とは言えただ散骨件数を増やす事だけ考えてやっている訳ではありません。これだけは本当にそのように考えております。
当社のポリシーでもあります「故人を想う、ご遺族の気持ちを第一に」故人を弔う気持ちと同じくご遺族皆さんのお気持ちを尊重しております。たとえ故人様の遺言とは言え単独で判断されず皆様でよくお考え頂き結論を出されますようにお願い致します。
申し上げにくいですが、他社さんではご遺族の考えがまとまってないのに散骨して事後に揉めるという話も聞こえてきます。当社では散骨業務開始以来そのような事は御座いません。
「散骨はしてくれないのですか?やってないのですか?」
先日のお電話でもそのような会話となりましたが、「ご家族皆さんでよくお考えをまとめて今一度お電話、ご相談を頂きますようお願いします」と回答させて頂きました。
ご家族親族のお考えがまとまりましたらもちろん誠心誠意、真心を込めた海洋散骨のお手伝いをさせて頂きます。
故人を想う、ご遺族の気持ちを第一に・・・・山形遺品整理 有限会社風車
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