【墓じまい・海洋散骨・お墓リフォームのご相談】
他県にお住まいする方から当社ホームページをご覧いただき、お電話にて上記のタイトル案件についてご相談が御座いました。
姉妹お二人、それぞれにご家庭もあり還暦も過ぎた今、実家のお墓が気になり以前から菩提寺さんや地元の石材店さんとも話合いを重ねていたそうです。
菩提寺さん、石材屋さんとはご姉妹で何度か交渉されていたようでしたが、今回私共へご来社頂いたのは他県に暮らす妹さんお一人。地元で暮らすお姉さんは体調が優れないとの事。
初めての経験、不慣れな手続きや作業など、妹さんにも少し疲れた様子も感じられました。私共へご依頼される方々はこのような事がほとんどが初めての経験であり、作業の流れや手続きの一つ一つが分からない事だらけで不安だけがつのり心労が重なるといった話しをよく耳にします。
私共はご依頼者様の不安や疑問などを事前に話し合いやメールでご説明させて頂き、安心してご契約頂けるように対応致しております。
今回はご来社頂いた日が墓じまい作業当日となります。
段ボール箱に収められたご両親のご遺骨、石材店作業員の墓じまい作業、それに先立ちお骨の収集作業。その様子を伺いましたがやはりハンドスコップ等での収骨作業だったようです。ダンボール箱を開いてみますとご両親の変色したお骨、小石や土、錆びついた釘や焼き付いた硬貨、色々なものが混在しております。
その後予定されております海洋散骨に備えてご遺骨のパウダー加工が必要となりますが、このようなご遺骨状態では作業(機械粉骨処理)に入る事が出来ない事のご説明と、その作業段取りや費用についてもお話をさせて頂きました。
ご遺骨の分別作業・洗浄作業・乾燥作業・粉骨加工作業、このような流れとなります。
近日中の海洋散骨葬の為、水溶性袋に収納で遺骨殺菌作業は省かせて頂きます。
作業段取りをご説明、費用、作業詳細につきましてもご快諾頂き即ご契約を頂きました。
ご両親のご遺骨をお預かり、上記の作業も完了し、低気圧の合間を見ながら代理海洋散骨葬も無事に終える事となりました。また後日海洋散骨証明書を送付させて頂きました。
墓じまいも予定通り終えており、今またご両親の海洋散骨葬も終えた報告に大変喜んでおりました。
石材店墓じまい作業費用、菩提寺さんとの離檀費用などなど多額の出費に親族間の話し合い等、気苦労もあり大変な大仕事を終えたものと理解しています。本当にご苦労様でした。
また、ご両親の海洋散骨葬のご依頼を頂き有難う御座いました。
合掌!
近畿地方在住の方から妻の実家の墓じまいのご相談
メールにて地元にあります妻の実家の墓じまいのご相談がございました。何度かメールでやり取りさせて頂き、この度正式にご契約の運びとなりました。現在地元市役所からの改葬許可証が届かずそれら書類の送付と墓じまい作業実行を待っているところです。
近年新たに建立された真新しい立派なお墓、写真も添えて契約書と一緒に送付頂きました。とても歴史ある家系だったようでお寺さんの過去帳には江戸時代からの先祖のお名前まで記載があり、20柱程が収めてあるとの事。お寺に収まるお厨子記載のご先祖様のお名前ではと思いますが・・・。新たに建造されたお墓にどれほどのお骨が現在埋葬されているか見当も付きません。
最近50年間で亡くなられた方は3名程でご依頼者様の妻のご両親ともう一方。江戸~明治期は火葬後の埋葬は少なかったと聞いており掘り起こしたお骨の状態やその量を確認しませんとその後の作業段取りや費用も定まりません。
墓じまい実施日が決まりましたら私共もその作業に立ち会う事とさせて頂き、地元石材店さんにもご挨拶にあがる段取りとなっております。
その場でご遺骨のお預かり予定ですが、どのような作業となるかは当日行ってみないと見当も付きません。そこはご依頼者様了解済みとなっていますが・・・、しかし最近同様のご相談案件が多くなりました。
昭和の時代は男一代事業と言えば結婚とマイホームを建てる事。このように言われてましたが平成から令和に掛けての一大事業は、実家の空き家解体と墓じまい・・・、これが今の時代の風潮です。男性、女性に係わらず地元を離れたお子さん達には大変な時代となりました。
毎日の生活に追われ、とても実家のことなど考えられない・・・心の葛藤が聞こえて来ます。
実家の遺品整理と解体作業
私共の地元山形県の庄内地方でも連日のように新型コロナウイルス新規罹患の報道がされてます。今がピークなのか、これから冬にかけて増えていくのか分かりませんが、このコロナ禍の中でもありがたい事に多くの方々よりお仕事のお問合せを頂いております。ただ作業実施となるとどうしても今より年明け、さらには来春と予定が先延ばしされていきます。
本当に大変な時代で今現在コロナが治まる気配はみえません。乗船海洋散骨も含め遺品整理作業も予定が付かず私共にとってもご依頼者様にとりましても大変困った問題です。いずれ治まる事とは思いますが、先立ちご検討あります方は、是非ご相談ご一報お願い致します。
当社へのお問合せは・・・こちら
本年もコロナ禍の中では御座いましたが、色々とご相談、ご依頼を頂き有難う御座いました。
来る年も社員一同、皆様のご要望に応えるべき精進致します。
困りごと等、是非ご一報お待ち致して居ります。
一年間お声がけを頂き有難う御座いました。