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鈴木芳之プロは山形新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

諦めることと自己受容は全く別の考え方

鈴木芳之

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テーマ:キャリアの地図


みなさんは、自分や相手を受け入れることを「諦める」ことだと思ったことはありますか?

人生はいかに諦めるかが重要だと思っている人も多いと思います。

まずは「自分を受容する」とはどういうことか考えていきます。
分かりやすい言葉で表現するなら「自分という存在を理解する」ということですが、これでは足りず「なにか」と「誰か」を足さなければいけません。
それが無い場合は受容ではなく、ただの「諦め」で分かったつもりになっているだけです。

自分は受容できていると思っている人の大半の人がおそらくこの状態で、これでは他者を受容することができません。
自己受容は他者を受容するために必要なことなので、それほど簡単ではありません。

相談業務で例えれば、自分は諦めているのに相談者が諦めるつもりのない人だとしたら、相手のことを受容できないので相談相手になれず、諦めることを促してしまうでしょう。
この理由からキャリアコンサルタントは、最低でも自己受容ができていなければいけません。

自己受容は長い時間を掛けて自分にとっての「なにか」と「誰か」が何なのか自問自答を繰り返すことが必要ですが、それでも100%に至ることは無いはずです。

次に「他者を受容する」とはどういうことか考えていきます。
先に説明した通りの理由で、自己受容できていることが前提になります。
これも分かりやすい言葉で表現するなら「相手の存在と考え方を受け入れる」ことで「あなたはあなたであって良い」と受け入れられることです。

これは自己受容より数段難しいです。
世の中には色々な価値観を持った人がいますから、これには自分を含めて俯瞰した目線で観れるようになることが求められます。
それに加え、多くの価値観を持った人との出会いと会話、さらに自身の経験を受容していることも必要です。
自分も含めて俯瞰して観るとは「第三者としての視点を持つ」とも言えます。

キャリアコンサルタントに「二重関係を避けたほうが良い」というルールがあるのはこのためです。
家族や身近な人だと感情移入してしまい、客観的な目線になるのがとても難しくなります。
普通はいかに多くの他者を受容してきたかという経験値でしか容量は大きくなりません。

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鈴木芳之
専門家

鈴木芳之(キャリアコンサルタント)

株式会社アイデアル

キャリア相談等の現場で多くの人生に向き合ってきた経験をもとに、対話を通して本人の経験や想いを言語化する支援を重視。人生を振り返り、自らの言葉で残す自分史出版にも注力しています

鈴木芳之プロは山形新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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