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北陸の経営者が陥る「採用の罠」――なぜ母集団を増やしても組織は弱くなるのか?

髙平聡

髙平聡

テーマ:組織変革/人材採用

富山・石川で日々、地域の未来を背負って挑戦を続けている経営者の皆様、こんにちは。

株式会社プロジェクトタネの代表であり、企業成長プロデューサーの高平です。

最近、経営者の方々と面談をする中で、最も多く耳にするのが「採用」の悩みです。

「合同説明会に出ても学生が来ない」
「求人媒体に広告を出してもエントリーが増えない」


有効求人倍率が高止まりする中、どうにかして「母集団(応募者の数)」を増やそうと、多額のコストと労力を割いているトップの姿を数多く目にしてきました。

しかし、私はあえてここで警鐘を鳴らしたいと思います。


「人をたくさん集めること」をゴールに据えた瞬間、その採用活動は失敗への道を歩み始めています

なぜ、母集団形成を目指してはいけないのか。その答えは、経営戦略の世界的名著であるジム・コリンズの『ビジョナリー・カンパニー 2』に記された、ある普遍的な原則にあります。

飛躍を遂げた偉大な企業のリーダーたちは、新しい戦略を描くよりも先に、ある一つのことを徹底しました。
それは、「まず、適切な人をバスに乗せ、不適切な人をバスから降ろし、その後にどこへ向かうかを決めた」ということです。

コリンズは、「何をすべきか(戦略)」よりも「誰とすべきか(人)」が経営の最優先事項であると説きました。この視点が、今の地方企業に最も欠けているものです。

とりあえず人を集める「母集団形成」という手法は、どうしても「条件」や「スペック」での比較を招きます。すると、自社の理念に共感しているわけではない、いわば「バスの行き先にしか興味がない人」を無理に乗せてしまうことになります。

価値観の合わない人材が一人入り込むだけで、組織の士気は低下し、元からいたエース社員の離職を招くことさえあります。これが、地方企業が陥っている「採用の罠」の正体です。

これからの地方企業が取るべきは、数を追う「母集団形成」ではなく、自社の理念に熱狂的に共感してくれる「たった一人」を一本釣りする「厳選採用(ミッション型採用)」です。

給与や待遇といった「条件」で大手企業と戦っても、消耗するだけです。

しかし、「私たちはなぜこの事業をやっているのか(WHY)」という存在意義を腹の底から語り、その想いに共鳴する同志だけを選ぶ。この「思想の力」こそが、地方企業が大手企業に勝つための唯一のブルーオーシャン戦略となります。

私たちは、単なる「手法」を売る業者ではありません。経営者の皆様の想いを言語化し、共感で結ばれた強い組織を創り出すことで、「地方企業の可能性を証明する」パートナーでありたいと考えています。

御社のバスには今、どのような価値観を持った人が乗っていますか? 「数」という呪縛を捨て、本来の「あるべき姿」から採用を考え直してみませんか。

【PS】
私はよく経営者の方から「地方企業でも大手に勝てますか?」と聞かれます。
私はこう答えています。
地方企業の可能性は、必ず証明できます。

[地方採用プロデュース事業の詳細はこちら]
(URL: https://chihou-saiyou-producer-xvod6ba.gamma.site/

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髙平聡
専門家

髙平聡

株式会社プロジェクトタネ

企業の持つ可能性を、戦略・ブランド・採用・組織を通じて成果として証明。単発施策ではなく、成長し続ける構造を設計します。

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