SNSでユーザーに見つけてもらう方法とは!?
企業アカウントとしてインスタグラムを効果的に活用するためには、基本的な用語を理解することが必要不可欠となります。本記事では、初心者でもわかりやすくインスタグラムの基本用語を解説します。最低限ここで紹介するものを確認し、投稿や検索、運用管理に関連する用語をマスターしてください!
目次
1. はじめに:インスタグラム用語を知る重要性
インスタグラムを活用するうえで、おそらくさまざまな用語を目にすることでしょう。投稿や検索、運用管理に関連する用語を理解することで、より効果的なインスタ運用が可能になります。とくに初心者にとっては、まず用語を理解することがインスタグラムの基本をマスターするための第一歩です。本記事では、企業担当者が必ず覚えておくべきインスタグラムの基本用語について解説します。
2. インスタグラムの投稿関連用語
インスタグラムでの投稿に関連する用語を以下に解説します。
1. フィード
投稿された写真や動画が表示される画面
フォロワーの投稿がタイムライン形式で表示されます。
- フィード投稿(=カルーセル投稿と呼ぶことも):画像や動画素材を使用する一般的な投稿形式。アカウントによって最大20枚の素材を投稿可能。
- フィード一覧(=プロフィールグリッドと呼ぶことも):自身のフィード投稿が一覧で表示されている画面。リール動画とは別のタブで表示。リール動画も設定を変更していなければフィード一覧に表示される仕様。
2. ストーリーズ
24時間で消える短い動画や写真
リアルタイム性を活かし、フォロワーとの交流を深めることができます。
投稿するとアイコンマーク(画面左上の自身のアカウント画像)の周りにグラデーションがかかります。
- ストーリーズアーカイブ:投稿後24時間が経過したストーリーズが記録される場所。設定をしておかないと一度投稿したストーリーズは24時間後に消滅してしまう。(※復元不可)
- ストーリーズ一覧:アプリを開いた際画面上部に表示されるフォローしているユーザー。これはストーリーズを24時間以内に投稿、かつ普段から投稿をよくみる(自分がみている)ユーザーが優先して左側に表示される仕様
3. リール
短い動画を投稿する機能、最大3分までの動画を投稿可能(2025.3時点)
音楽やエフェクトを追加し、視覚的な魅力を高めることができます。
※フィードに動画を投稿するパターンだと最大60分までの動画を投稿できる
4. instagram Live
Live配信機能
ユーザーとリアルタイムでやり取りできるため、企業アカウントでも活用方法は可能
※世の中では”インスタライブ”と呼ばれていますね!
5. ハッシュタグ
投稿に付けるキーワード( # )
人気ハッシュタグやニッチなハッシュタグを組み合わせて、フォロワーのリーチを広げます。
※ハッシュタグを先頭に付けて検索すると出てくる「投稿〇〇万件」というのは
「それだけそのハッシュタグを付けた投稿がありますよ」ということを指し、
「それだけこのハッシュタグの検索件数(ボリューム)がありますよ」ではない。
↑ここは担当者が勘違いしやすいポイントです!
6.キャプション
投稿画像や動画とは別に自由に記載できるテキスト欄
キャプションで投稿の内容を補足したり、より詳しい情報を記載すると良い。
企業の場合、住所や電話番号といった情報を載せるのも有効。意外と活用の仕方は多岐にわたる重要な部分です。
3. インスタグラムの検索・発見関連用語
インスタグラムで検索や発見に関連する用語を以下に解説します。
1. エクスプローラー
新しい投稿やユーザーを発見する機能「発見タブ(発見欄)」という呼び方が一般的
人気の投稿やトレンドをチェックし、新しいフォロワーを獲得するのに役立ちます。
・発見タブに表示される投稿:インスタアプリをスマホで開いた際、画面下部にある「虫メガネマーク」をタップするとたくさんのフィードやリール動画、広告が表示されます。ここに表示される投稿は「そのユーザーの行動心理」からAIが判断しおすすめとする投稿です。
2. タグ
投稿に付けるラベル、ハッシュタグとは似て非なるもの
他のユーザーが投稿を検索しやすくするために使用されます。
※タグ付されている投稿画像には左下に「人型マーク」が表示され、タグ付されたアカウントのプロフィールにダイレクト遷移できる仕組みです。
3. 検索バー
特定のユーザーやハッシュタグを検索する機能
特定のキーワードで関連する投稿やアカウントを探すことができます。
・検索に隠されたワナ:企業アカウントでアカウントのジャンルとは異なるプライベートな検索(例:ハウスメーカーのアカウントなのに猫の情報ばかり検索をする)をしてしまうと、大変なことに…
4. インスタグラム運用・管理関連用語
インスタグラムの運用や管理に関連する用語を以下に解説します。
1. インサイト
投稿やアカウントのパフォーマンスデータを分析する機能
フォロワーの反応や投稿の効果を確認し、運用を最適化します。
・インサイトの重要性:企業担当者である以上、避けては通れない分析ツール。しかしこのインサイトを上手く活用することで、アカウント運用がよい成果に繋がります!
2. 広告
投稿やストーリーズを広告として配信する機能
新しい顧客にリーチし、ブランド認知度を高めるために使用されます。
※「instagram広告」と「Meta広告」があります。間違えやすいので注意!
3. ビジネスアカウント
企業やブランド向けのアカウントタイプ
データ分析や広告機能を利用できるため、プロフェッショナルな運用が可能です。
・プロアカウント:無料でアカウントをバージョンアップできる機能。企業のアカウントはプロアカウント設定必須となります。
※「ビジネスアカウント」と「クリエイターアカウント」の2種類がありますが、大きな違いはないので迷ったらビジネスアカウントで問題なしです!
5. その他覚えておきたい便利な用語
その他に、インスタグラムで覚えておくべき用語を以下に解説します。
1. フォロワー
自分のアカウントをフォローしているユーザー
フォロワーの増加はSNS運用の重要な指標です。
・FF値(えふえふち):フォロー数:フォロワー数の略称。以前はフォロー数が少ないのに対しフォロワー数が多いと「すごいアカウント」と認識される風潮でしたが、最近は以前ほどここの比重は重要とされていません。
2. いいね
投稿に対する肯定的な反応
フォロワーの関心を測る指標として利用されます。
・いいねの非表示:設定を変更することで外部から投稿に対して付いたいいねの数を見えなくすることができます。
※ユーザーの中で「少ないのかな?見られたくないのかな?」という心理が少なからず働くため非推奨です
3. コメント
投稿に対するコメント
フォロワーとの交流を深めるために重要です。
・コメントの活用:今後のインスタ運用ではユーザーとの交流が重要であるため、コメント機能の活用はマストとなります。
※企業によってはそもそも一般ユーザーとの交流が禁止されているケースも多いです、が、インスタ運用を行う以上そうなると難易度が高くなってしまいます。
4.保存
フィード投稿やリール動画を「保存」しいつでもすぐに見返せるようフォルダ分けする機能
お気に入り、とは似て非なるものです。
・保存の価値:保存が多い投稿=良い投稿はほぼ正解です。今も昔もこれは変わっていません。しかし今後、保存の価値自体は下がっていく可能性があるとされています。
5.シェア
投稿を誰かに教えてあげたい、と思った時にURLを送付できる機能
昨今のインスタではシェアが重要な指標となりつつあります。
※投稿画像の下に表示される「紙ヒコーキマーク」です。
6. まとめ:用語理解から始めるインスタ運用
インスタグラムの用語を理解することで、より効果的なインスタ運用が可能になります。投稿や検索、運用管理に関する用語は多いですが、担当者の方は確実に理解できるようにしましょう。誰かに教える、社内で内製化する際にも用語の理解は必須事項となります!