進学より信仰
当館から26人目の英検準1級合格者が出ました。難関進学校に通う2年生の女子生徒さん、Aさんです。
準1級は合格率10%台の超難関です。文科省が推奨する英語教師の資質に「英検準1級以上(他同等資格)」というものがあります。しかし実際にクリアーしているのは57.3%に留まるそうです。教師でさえ中々取れないものを生徒さんが取得したのですから凄いことです。英会話スクールの英語講師求人に「英検準1級またはTOEIC700以上」と書いてあったりします。プロ登竜門レベルが準1級なのです。大学入試に関しては「準1級取得者は入試の英語点数を満点とする/97点とする」などの特設措置が設けられていたりします。如何にハイレベルな資格かを物語っています。
Aさんは新中3になられる春に当館にお出でになられました。目が覚めるような才能をお待ちの才媛でいらっしゃいますが、彼女はこれまでも多くの実績を積み上げて来られました。「以学館へ来てから何もかもが良くなった」と仰るAさんは、定期テストが98点になり、全国学力検査で満点が取れ、英検2級も受かられ、さらに凄いことには高円宮杯英語コンクールで全国決勝ファイナリストに入賞なさったのです。校内予選を勝ち抜き、県大会を突破し、中部地区決勝予選を勝ち抜き、全国決勝ファイナリストにまで進まれたのです。
決勝までの経緯はこちらです
https://mbp-japan.com/toyama/igakukan/column/5145797/
帰県後、当館に表彰状やメダルを持ってきてくださったのですが、ずっしりと重い大きなメダル、キラキラする銀色の輝き、大きな額に入った立派な表彰状。改めて賞の偉大さに感激を覚えました。
高校進学後、一気に難化する高等英語に苦戦する方は少なくありませんが、Aさんは難関高校にあっても中間テストで95点を取られるなど八面六臂の御活躍を続けて来られました。そしてまず準1級の1次試験に合格、続けて、2次面接対策を行ないました。試験で求められるポイント整理から論理の組み立て方などの座学を経て実際の模擬面接までを綿密に行ないました。ちなみに高2で準1級に合格されましたのは当館から2人目の快挙です。どこまでも非凡な才媛であるAさん。末恐ろしい天才です。どこまで伸びるのでしょうか。
おめでとうごさいました!
そして、次なる目標に向かって Keep going !!



