夏の再会

大学の夏休みは小中学校とは違って8月初旬くらいから9月一杯くらいのところが多いように感じます。今くらいの時期は思いがけないお客さんが現れて驚くことがあります。本年も4名様ほどの来訪者がありました。

当館は休憩なしで次々とレッスンしますので前のご受講者様が終わると、入り口の小部屋（待合室）で待機しておられます次のご受講者様を呼び入れる仕組みになっています。待合室のドアを開けた時、お一人でいらっしゃるはずの生徒さんの後ろにもう一人見慣れぬ人影が立っていたりするのです。えぇ？と驚くのですが、なぜだかその見慣れぬ人影は顔いっぱいにはじけんばかりの笑顔を浮かべておられたりします。「だれ？どういうこと？？」と脳がフル回転するのでありますが（笑）、あーお兄さん！／お姉さん！、ようやく思考がつながります。当館のOB／OGの生徒さんではありませぬか～

当館に長年在籍され、今春に夢叶えて大学へ進学された方々です。夏休みに帰省なさった折りに懐かしい当館に顔を出されたというわけです。どなたもがご兄弟（姉妹）で当館に通っておられますので弟さん（妹さん）のご受講時に一緒に付いて来られたのでした。

しかしなんですね、見違えるとはこのことです。半年ほどの間に別人のように立派になっておられます。男子学生さんはSnow manのようにカッコいいですし、女子学生さんはAKBのように素適です。ほんとに「誰だか分からない（笑）」レベルに変貌を遂げておられます。「えー、めっちゃカッコよくなりましたね！」「めちゃ素適ですね！」などと申し上げながら輝く笑顔を拝見しますと、こちらで頑張っておられた頃の面影が脳裏を巡り感無量の思いにとらわれます。さらには我が身を振り返って教室運営者としての幸せをつくづく感じるのです。夢を叶えた生徒さんも幸せですが、送り出すことが出来た当館も果報者です。

かつて文豪バーナード・ショウは「ショーほど素適な商売はない」と言いましたが当館は「英語教室ほど素適な仕事はない」と思うのでありました～