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2025大学入試<3>/大の苦手だった英語を勝因に変えて栄冠!

上野伸彦

上野伸彦

    
共通テスト模試で200点中100点に届かないという生徒さんは決して珍しくありません。当館にはそうしたご苦労をなさっている生徒さんがよくお出でになります。進度が速いことで知られる中高一貫校の生徒さんでいらっしゃるAさんも2年前に当館にお出でになった当時は英語が壊滅状態でした。しかし「何とかしたい」という強い意志を抱いておられます。彼女は国語の先生になりたいそうです。その夢を叶えるためにも難関で知られる超人気の国立女子大に進みたいということでした。誰もが憧れる名門大ですが中々おいそれとは受かりません。

最初にお伝えしましたのは

「学習の成果は何ヶ月か遅れて現れてきます。乳児は最初の数年何も話しませんが無為に過ごしているわけではありません。回りの音を聞きながら「貯めて」います。やがて堰を切ったように話し出します。学習も同じです。「貯め」の時期があります。ぐっとこらえて「貯め続ける」ことが最後の栄光をもたらします。特に大学入試の場合、膨大な量を対象としますので付け焼刃は全く意味を為しません。「1週間で完成」とか「奇跡の大逆転シリーズ」みたいなものに飛びつかないことが大切です。」という点でした。

それからの2年間は決して順風満帆だったわけではありません。すぐには結果に結びつかないことに不安を感じたり焦りを覚えるのが受験の道です。そうした際に「当館の生徒さんは共通テスト本番がこれまでの最高点、という方がほとんど。つまり最後まで伸び続ける。慌てず・焦らず歩き続けること、目先に一喜一憂しないこと」を繰り返しお伝えしました。

そうして迎えた共通テスト本番で過去最高の150点ほどを取られたのです。壊滅状態だった英語が得点源となり、得意科目の国語で取った高得点と合算して、昨日、名門国立女子大の学校推薦に合格されました。共通テストの総合点でハイスコアをゲットできたことが勝因です。英語に穴が開いたままでしたらこの快挙はありませんでした。

お母様からは
「入塾当初、必ず受験日には合格ラインに達するので辛抱して待つように伝えて下さった、その通りになった、英語がわからない出来ないと嘆いていた娘が英語を得点源とする事ができた、保護者にはメールやお手紙で励まし続けてくださった、心より感謝している」旨のご連絡を頂きました。

大学受験は生徒さんにとってもご家族様にとっても大きなおおきなイバラの道です。それを乗り切ることは並大抵ではありません。Aさんはご本人様のご努力はもとよりご家族様皆様の心を一つにした全力プレー、チームワークで栄冠を掴まれました。御苦労の中から栄光を手にしたAさんはきっと素晴らしい先生になられると思います。次世代の子供たちにAさんの経験と知力を受け継いでいって下さい。おめでとうございました!


サクラサク!

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