車中泊で掴んだ慶応合格

私大入試が花盛りです。難関大学の入試もそろそろ一巡する時期となりました。毎年この時期になると胸に去来する生徒さんがいらっしゃいます。

「慶應義塾大学法学部、合格頂きました。ご指導頂き、英語がわからなくなった息子が英語が大好きになり第一志望校に合格出来ました事、感謝してもしきれません。富山まで通塾するのに車の中に布団を敷き試合に備え、主人とは呉羽の湯で汗を流し親子の会話もたくさん出来ました」

高岡の私立高校に在籍していたA君は氷見にお住まいでした。氷見から当館のある五福まで2年間通われたのです。車に布団を持ち込んで通っておられたことは知りませんでした。

当館がお送りしましたメールです。
「この度は第1志望大学合格、誠におめでとうございました。名にし負う天下の慶応法学部・・。凄いですねー。誰もが夢見る至宝の頂点ですが現実に入門を許されるのは、極くごく一部、天才と秀才の中の更に血と汗と涙の修練と修養と努力を成し遂げたものだけです。才能も努力も環境も、なに一つが欠けても決して為し得ない偉業です。御本人はもとよりご家族皆様の一丸となってのお取り組みの素晴らしさに胸打たれます。車の中に布団を敷き、呉羽の湯で汗を流し・・」

当館に取りましても忘れ得ぬ思い出となったのでした。