2024共通テスト　続々と結果が

　　　
2024共通テスト、当館の生徒さん達からも続々と結果が届いています。180点を取った女子生徒さん、165点の女子生徒さんに続いてお2人の男子生徒さんから結果が入りました。

難関進学校に通うA君は高1生の時にご相談を頂きました。「英語に悩んでいる。これまで塾に行ったことはないが高校で初めて危機感を持ち教えてもらうことを考えている」とのことでした。中学時代とは比べ物にならない難解で膨大な高校英語に苦しむ生徒さんは多数に上ります。空き枠がありませんでしたのでしばらくお待ちいただきました。

数か月後、「ますます英語の苦手意識が強くなりどうしたものかと悩んでいる」との続報が届きます。切羽詰まった危機感に胸が痛みます。ようやく空き枠が出てご受講が始まりました。目が覚めるように優秀な生徒さんです。「きっと夢は叶う、自分を信じて歩き続けて下さい」と申し上げ歩みを開始しました。しかし9か月後、「苦手な英語はいつも悪いのだが今回の模試の結果が特に悪く、何がどうわからなくて出来ないのかも分からない」というご連絡が届きます。

その時に差し上げたお返事です。
「大丈夫です！A君は類まれなる優秀な素質をお持ちです。切れ味鋭い冴えわたる優秀さに舌を巻いています。ただし達成度が形になって表れるのはかなりの時差を伴います。中学生ですと数か月で結果が出始めますが、膨大な量を扱う大学入試対策では早くて1年、人によっては2年くらいの準備期間が必要です。軽飛行機はすぐに離陸します。しかし巨大なジャンボジェットはいつまでもいつまでも滑走しています。まだ飛ばない、まだ離陸しない、いつになったら飛び上がる、と思った頃に轟音とともに急角度で上昇していきます。巨体を震わせながら。今、A君はV1、V2を経て臨界点へ達する正しい道のりの途上におられます。正しい一歩一歩を踏みしめておられます。焦ってはいけません。必ず結果が出ます。当館の生徒さんは入試本番がこれまでの全てのテストの中で一番の高得点だったという方がほとんどです。目先に一喜一憂しないこと。自分を見失って「2週間挽回シリーズ」みたいなものに手を出さないことが大切です。」

そして迎えた共通テスト本番、お母様から「英語の伸びには驚きです!」とのご連絡が届きました。英語は166点、総合点も800点をはるかに超えるハイスコアです。志望校に余裕のA判定となりました。同時期に同じ高校からご入校された男子生徒さんB君も高校英語に戸惑い、苦労なさっておられたのですが、2年間の道のりを乗り越え169点のハイスコアをゲットされました。総合点でも800点超えです。

中学時代を余裕で乗り切った優秀な生徒さん達も、激変する高校英語に驚き、戸惑い、自分を見失うことは珍しくありません。そもそもが優秀だっただけに、「こんなはずでない」と思い悩みます。しかしそれは御本人のせいではないのです。正しい学び方を「教えてもらっていない」だけです。英語はただ丸暗記するものでも、ただ問題集をやるものでもありません。英語は「分かる」ものです。全てになぜそうなるかの理由と道筋があります。その道を歩み切ったお2人の男子生徒さん。さて、これから徹底2次対策です。頑張って下さい！