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京都大学に編入合格!

上野伸彦

上野伸彦

    
高専5年生の女子生徒さんであるAさんからご連絡をいただきましたのは5年前のことでした。当時、中3生だったAさんは高専の理系学科への進学が決まっておられ、将来は大学編入を経て研究職に就く夢をお持ちであること、英語に興味が湧いており、今後は英語も頑張りたいこと、将来に向けて資格も取得したいこと、などが綴られていました。

それからの5年間、彼女は雨の日もやりの日も一心不乱に努力を重ねて来られました。確固とした信念を抱き、いつもひた向きに、常に向学心を持って、そして如何なる時も笑顔を絶やさず道のりを歩き続けて来られました。豊かな才能は勿論ですが、信ずる道を微動だにせず進み続ける凛とした人間力に胸打たれる日々でした。

これまで歩んできた遥かな道のりに思いを馳せる時、万感の去来を禁じ得ません。

基礎の基礎から始めてハイレベルな高等難関英語にまで達したのですが、それは決して生なかな世界ではありません。まず、英検準2級に合格され、次に英検2級に合格されています。次にチャレンジなさった初めてのToeicでのスコアは425でした。ご本人としては不本意だったと思います。壁に当たった思いだったかもしれません。しかしその後の御努力でついにはToeic715を達成されました。英語界ではToeic700以上=英検準1級以上、すなわち上級者と認識します。大手英会話教室の講師募集資格に「TOEIC700以上または英検準1級以上」と書いてあることからもプロへの登竜門であることが分かります。

次に目指したのは難関大学への編入試験対策です。高度な記述試験となりますので〇×式の英検やToeicとは全く趣きが異なります。重箱の隅をつつくような微細で微妙な一言一句を完璧なレベルに高めることが求められます。高度な英文解釈と難文の英作に磨きをかける日々を過しました。

例えば「芸術の機能の一つは時間の流れを停止させることだ。移り行く感情や情景を捉えて、それを永久に定着させる絵画がなかったら人生は索漠たるものになると言われてきた」といった日本文をその場で自力で英語にする訓練を重ねたのです。本時での授業はもとよりメールでの添削も繰り返しました。


そして本日・・
遂に念願の京都大学2年次編入試験に合格されました!

天下の京大、名にし追う世界の京都大学です。凄いです、凄すぎます。
幾多のノーベル賞学者を輩出している京大の一員となる夢を、夢で終わらせず実現した彼女の人間力の偉大さに胸が震える思いです。

長かった受験勉強を卒業した彼女・・
これからは好きな研究に心行くまで打ち込んでください。

おめでとうございました!





最高峰を登りきる!

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