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64%増~2020センター試験~

上野伸彦

上野伸彦

   
 
一昨日にセンター試験が終わりました。

次々と嬉しい結果が届いています。
速報値からA君の場合をご紹介してみたいと思います。

A君は「英語が極めつけ苦手な浪人生」でいらっしゃいます。
昨春の受験では夢果せず涙を飲まれ、再起を期して当館の門を叩かれました。
「中学時代からずっと英語が苦手」「家庭教師さんなど色々な手立てをとってみたが駄目だった」とのことです。


ところで、苦手にも色々ありますが、例えば、最上位層の生徒さんが大学受験に失敗され浪人となって当館へお出でになった場合、センター英語は140点ほどのことが多いです。
「英語が苦手」「英語を克服したい」と仰います。
140点(7割)は決して悪くはないスコアですが、生徒さんにとっては悔しさだけが残っています。
そして当館で研鑽を重ね、1年後に180点や190点を取り、雪辱を果たしていかれます。

一方でこの世には「英語がホントに苦手」という方も少なくありません。
「ホントに」のホントは「本当に」苦手なのです。
英語が普通に出来る人から見れば信じられないかもしれませんが、例えば「アルファベットを書けない」生徒さんもいらっしゃいましたし、中学1年で10点、20点しか取れない方もざらにいらっしゃいます。

まして大学入試です。
考えても見て下さい。

大学入試の英語って無茶苦茶難しいですよ。
あんなん解こうとか分かろうとかとてもとても無理です。
と、感じる方は沢山おられます。


中学時代から大の英語苦手だったA君の昨年のセンター結果は84点(200点中)でした。
確かに生粋の英語苦手人の方のスコアです。
しかし見方を変えれば、あの難解で高度な大学入試で、よく42点(100点換算)も取ったなぁとも思います。

才能もやる気もなければそんなに取れません。
0点でも不思議ではないです。
「苦労なさっているんだなぁ」と思ったのです。

A君との学習が始まりました。
決して3桁に届かないレベルの人ではありません。
豊かな言語センス、言葉への感性、ひた向きな向学心・・
そして人間力の深さに惹かれました。勉強は苦手かもしれませんが、人を惹きつける人間としての魅力をお持ちです。
こんな人こそが社会で活躍するのだと思わずにはいられません。

そして迎えた再起のセンター試験。
彼からのメールが届きました。
「センター試験がおわり去年より高い点数をとることができました。先生のおかげです。ありがとうございます。」

当館の返信です
「凄い!
やりましたね!
天才です!!!

84点が130点になったてことは+46点、増減率は55%増です。

これは例えば、前年が140点の人なら210点です。
あり得ないほどの凄い増加です。

さらに今年は試験が難しくなっています。
去年の英語の平均は123点、今年は115点ほどです。
てことは、今年の130点は去年の138点に相当します。
その増減率は64%です。凄すぎます。
前年140点の人なら230点になってしまいます。

それくらいA君の進歩は凄いんです!

ちなみに国立大である富大の合格ラインは65点、県立大の合格ラインは60点です。
A君の今年の英語得点率は65点ですから富大を突破するレベルなんです。

やったね!
涙ぐましい努力と輝く才能の結果です。
自分を褒めてあげて下さい!」

前年に140点だった浪人生が190点を取るのも素晴らしいです。
しかしA君の場合も負けず劣らず輝いています。

おめでとうございました!








サクラサク

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