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英語民間試験「延期」

上野伸彦

上野伸彦

  
  
長年慣れ親しんだ「センター試験」が「共通テスト」に変わることに伴い導入予定だった英語の民間試験利用が延期になりました。
全国高校長会が連名で延期を申し入れるなど社会あげての総スカンを食っていた悪制が脆くも崩れ去ったという感じです。

文科省はこれまでも「改革」の旗のもとに意味不明の悪制を導入し、数年後には見直し、を繰り返しています。
やっている方は「良かれと思い」、「斬新な」「新手」を繰り出しているつもりなのですが、実態と遊離し、弊害ばかりを生み出しています。
「ゆとり教育」で円周率3.14を削除した事例などは記憶に新しいところです。


教育は国家100年の計を担うものです。
思い付きや机上の空論で回るほど軽々なものではありません。

一部官僚や特定業者が料亭でひねり出すレベルのもので英語教育を論じてもらいたくない、というのが現場に携わる当館の率直な思いです。

英語教育とは「容れ物」で決まるものではありません。
「容れ物」はどうであれ、その「容れ物」に如何にして豊かで稔りある英語力を満たすかの方法論・技術力が勝負を分けます。
それが証拠に(英語教育制度が未熟だった?)明治時代でも戦前でも、英語を使いこなした日本人はいました。


いずれにせよ高校現場、そして現高2生は大変です。
今からまた準備と対策がやり直しです。

ただ、これだけは言えるのです。
「本当に実力があれば」センター試験でも新テストでも資格試験でも受かります。
目を向けるべきは「制度」ではなく「真の英語力」「普遍の実力」だということを肝に銘じて頑張って下さい。






飛翔!

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