思いやりと薄れゆく愛
国家検定
技能検定は、技能を一定の基準により検定し、
国として証明する国家検定制度です。
フラワー装飾では、今年7月17日に実技試験を実施致しました。
会場は公設市場事務所棟
富山市公設地方卸売市場も再整備され、ほとんどの施設が新しくなりました。
こちらの会議室を例年お借りして実施しています。
新しい施設ですし公共の場所なので、使用前、使用後の管理も徹底しています。
生花を扱うので、試験時はブルーシートを敷き汚さないよう養生して行います。
フラワー装飾技能士の称号取得を目指して
試験内容、および写真等は掲載できませんが、
1級試験においては、
- 課題1 骨組み付花束の製作 50分
- 課題2 フラワーアレンジメントの製作 30分
- 課題3 ブーケ及びコサージの製作 55分
を制限時間内に完成させなければなりません。
課題は、それぞれにパターンがあり、試験前に抽選で決められます。
なので受験者はすべてのパターンを練習して試験に臨みます。
一つの課題を終えるごとに受験者は控室へ移動し、
それから検定員による審査と、補佐員の測定が行われます。
ただ作ればというものではなく細かなところまで審査が及びます。
3つの課題をすべて製作して終了となりますが、
学科試験もあり、結果が出るのは10月。
現在富山県に於ける合格者は、
1級は90名、2級は146名
技能と地位向上と社会一般の評価の高みを目指して
花屋さんは正直資格がなくても出来ます。
しかしながら、プロとしての確かな技術は資格という形で自信になり、
直接日々の業務に関連なくとも、やり切った練習は一生の宝物となります。
富山県のみならず他地域からの受験も歓迎しております。
日程が合わなかったり、今まで遠方にわざわざ出向いていた方も
一年に一度ではありますが、富山県での受験をご検討ください。
さて、練習風景ではありますが、
骨組み付花束の製作途中の写真です。
バランスをみながら、決められた大きさになるように束ねていきます。
資格を持ちたい!興味があるという方はホームページをご覧ください。
フラワー装飾技能検定富山県協議会
最後までご覧いただきありがとうございました。



