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秋から冬の寄せ植え

新鞍久典

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テーマ:季節の花

戸外に彩(いろどり)を

すっかり秋景色になってきましたね。
秋の深まりとともに花も少なくなってきますが、
玄関先、アプローチなどちょっとしたところに花があると
生活にも潤いが生まれます。

今回は秋から冬の寄せ植えのご紹介です。
後半は、寄せ植えの手順も掲載しましたので参考にしてください。

ガーデンシクラメンを使って

玄関先に飾りたいというご依頼で作りました。


ガーデンシクラメン、ジュリアン、ビオラ、コニファーです。
いずれも寒さに強く雪が舞っていても大丈夫な植物です。
いろどりも考えて明るい色合わせでコーディネートしました。


2鉢つくりましたが、少しだけ色味を変えて変化を持たせています。

ガーデニング~作業手順


今回は陶器の8号鉢です。
みかげ風のアイボリーでどんな場所でも馴染みます。


鉢底の穴に防虫用の網を被せます。



鉢底用の軽石を網が隠れるくらいに入れます。


あらかじめ園芸用に配合された培養土を3分1程度入れます。


入れたい鉢をレイアウトして完成イメージをつくります。

いったん鉢から取り出し、
一鉢ずつ奥のほうから高さを調整して植え込みします。
鉢のふちなどは割りばしを使うと便利です。


植え込みが終わったら、水差しで株元に水やりをします。

せっかく植えた土があふれ出すので、上からジョーロなどで大量に掛けるのは厳禁です。
鉢の下から水が染み出るくらいで大丈夫です。

インテリアバーク(装飾用樹皮)などを土の表面に置くと見栄えも良くなります。

植物の記載ラベルもあれば鉢の後ろ側に挿しておきます。

完成です。

上から見るとこんな感じ。

ビオラは伸びてくるので、大きくなりすぎたらきり戻します。

クリスマスが近づいたらコニファーに装飾するのも季節感が出ていいですね。


本格的な水やりは1日~くらい間隔をおいて施します。
株が落ち着くまでは、寒風を避けて明るい場所で管理します。

この冬、素敵なガーデンライフを楽しんでみてはいかがでしょうか。

ご覧いただきありがとうございました。

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専門家

新鞍久典(フラワーコーディネーター)

フローリスト ボンマルセ

日本で花に関する唯一の国家資格を持つ新鞍さん。量より質を重視した商品を揃え、用途に適した提案によって、花のある暮らしを広めている。また、フラワーアレンジを通して、中学校など次世代へ「花育」にも尽力。

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