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チューリップ球根の植え付け

新鞍久典

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テーマ:季節の花

チューリップを植えよう!


ここ数日急に寒くなりました。

日中はさほどでもありませんが、朝晩は冷えますね。
先日のパンジー、ビオラと同様に、この時期店頭に出しているのが秋植え球根です。

ヒヤシンス、スイセン、クロッカス、鉄砲ユリ、アリアムなどなど
なかでも代表格で一番人気はチューリップです。



残暑が残る9月~10月上旬はまだ早いですが、もう11月の声が聞こえてくるこのころ
気温も落ち着いてきて植え付けに適しています。

プランターでも花壇でも楽しめますし、パンジー、ビオラと寄せ植えも楽しいです。




植える深さは、それぞれ球根の1~2倍を目安にしますが、ユリ類は3~4倍の深さにします。
空中に伸びる茎の高さが他とは違うので…

こちらの図式を参考にしてみてください。



球根類は冬の寒さにある程度の期間あてなければ春に綺麗に咲かないので、
日当たり、風通しのよい屋外で育てます。

来春、芽が出てきたら液肥などを株もとに月2回程度与えます。
球根の太り具合では肥料を与えなくても綺麗に咲く場合もあります。

春の訪れの彩に是非今シーズン植えてみてはいかがでしょうか?
心も気分もきっと明るく迎えてくれるはず。

こちら鬱金香ってな~に?も参考にしてください

花後はどうするの?


さて、先ではありますが、花後の管理も書き添えておきます。
花後には「お礼肥」としてカリ成分の多い肥料施して球根を大きく(太らせ)します。
花が散って茎だけになってもすぐに掘り上げず、葉が黄化するのを目安に掘り上げます。
ここで大事なのが、色の記憶と記録です。
花が散ると色がわからなくなるので、咲いたときに写真を撮っておきましょう。
また、土に目印を挿しておくのも良い方法です。




通気性の良い編みの袋などに入れて日陰で貯蔵します。
色の目印も忘れずに(^_-)-☆

ネズミやモグラの食害を防ぐために高所に吊るすとよいでしょう。

2~3年から数年は同じ球根で花を楽しむことができます。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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新鞍久典
専門家

新鞍久典(フラワーコーディネーター)

フローリスト ボンマルセ

日本で花に関する唯一の国家資格を持つ新鞍さん。量より質を重視した商品を揃え、用途に適した提案によって、花のある暮らしを広めている。また、フラワーアレンジを通して、中学校など次世代へ「花育」にも尽力。

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