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胡蝶蘭

2021年8月31日

テーマ:仕事

コラムカテゴリ:くらし

コチョウラン




開店開業などのお祝い用には欠かせない花のひとつですが、
個人でいただいた方からよくご質問をうけます。
「どのように管理したらいいの?」「水やりは?」
「花が終わったんだけど、、どうしたら?」などなど。

基本的に胡蝶蘭の鉢はビニールポットに入った株を3株寄せて仕立ててあります。


水苔などで覆われていますが、少しかき分けるとポットが見えるはずです。

なので水をやみくもに与えても株や根には当たらず、鉢の上から底へただ流しているだけになります。
特に湿度が高い梅雨時期にやりすぎると水分が抜けず根腐れが起こります。

コチョウランに限らずですが、植物は季節や置き場所によって水やりの頻度は変えて与えるのが基本です。
1月~3月は控えめにします。時に1・2月の気温が低い時期に大量に与えるのは厳禁です。
空調設備が整った事業所などでは状態を見てになりますが、15℃前後の室内でしたら2週間に一度ぐらい常温にした水を与えます。※冷たい水道水を直接与えるのは控えてください。

4月~5月の生育期には、表面の水苔が乾いたら霧吹きでなどで水苔を湿らしてからそれぞれの株元にコップに2杯程度を目安に与えます。

6月~7月の梅雨時期はなるべく風通しを良くして根の周りに空気が行き届くようにします。
この時期に胡蝶蘭を頂かれた方はラッピングをなるべく早めに外されることをお勧めします。
水やりも高温多湿にならないよう注意しながら与えます。
霧吹きで葉水をしペーパータオル軽く拭いてやります。



7月梅雨明け~9月は暑さもあり冷房の風が直接当たらないよう注意しましょう。
水は水苔の乾く頻度に合わせて与えますが、乾いたからと言って直ぐに与えなくても大丈夫です。
生育が良ければ根が鉢の外へ伸びたりしてきますが、根から空気中の水分も補っているのでむやみに切ったりしないでください。

10月~11月は少しずつ水やりの回数を減らしながら、花が終わった状態なら肥料も与えます。
コチョウランは開花中は肥料は与えません。可愛がり過ぎて失敗する例のひとつです。
肥料を与えすぎると花の寿命を縮める結果になる場合があります。
※叙勲などで個人で貰われる方も多い時期ですのでくれぐれも開花中は肥料を与えないでください。



12月は1月と似た感じの水やりですが、暖房をつけ始めるので夏場と同じ空調の風向きに注意します。
また空気が乾燥するので湿度にも注意してください。

まとめ


開花中の管理

冬以外は風通しの良い窓辺など明るい室内におき、15℃以上(最低12℃)を目安にします。
直射日光は避けてください。
水やりは表面の水苔鉢土が乾いてきたら与え、受け皿にはためません。葉水も有効的です。
肥料は与えません。
後方より花が萎れて来て花姿が乱れてきたら、花が咲いている先端を切って切り花に。

花が終わった後の管理

花を2度楽しむために株元より花茎3~4節残して切っておくと数か月後に芯より新芽が出てもう一度花を楽しむことができます。

5月~9月は風通しの良い明るい日陰に置きます。直射日光は葉焼けします。
コンクリートの上に直接置くのも厳禁です。
寄せてあるビニールポットから取り出し可能なら植え替えします。
4月~10月までは置き肥と液肥を併用して与えます。
置き肥は4月下旬ごろ1回だけ、液肥は1000倍液を1週間に1回(夏場は2週間に1回)与えます。
水やりは7月~8月は毎朝株全体にかかるようにたっぷりと与えます。
それ以外は月別の表記を参考にしてください。



ご参考頂ければ幸いです。

この記事を書いたプロ

新鞍久典

フラワーコーディネートのプロ

新鞍久典(フローリスト ボンマルセ)

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