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快適性、安全性を考慮し、ご要望最優先の住まいを提案。土地探しも無料でお手伝い

丁寧なヒアリングで理想の住まいを形にする一級建築士

米戸誠治

米戸誠治 よねとせいじ
米戸誠治 よねとせいじ

#chapter1

夏は涼しく、冬は暖かい住まいを基本に、災害に強く、コストも大切にした、新築やリフォームに対応

 「マイホームを持つことは、多くの方にとって人生の一大イベントでしょう。将来にわたって過ごす場所ですから、『こうしたい、ああしたい』と、要望がどんどん出てくるのも当然です。当方は、コミュニケーションを重ね、一緒に考えることで、お客さまの夢をかなえるお手伝いをいたします」

 そう語るのは、東京都世田谷区で一級建築士事務所「米戸建築工房」を開く米戸誠治さん。戸建て新築をはじめ、既存住宅やマンションのリフォームなど住まいづくりに40年近く取り組んできたベテランです。

 「災害に強く、夏は涼しく冬は暖かい。そんな“当たり前”を大切に、お客さまの声に丁寧に耳を傾け、思いを形にしていきます」

 米戸さんは、昨今頻発する地震に備えるため耐震性には十分に配慮。建物の安全性などを確認するための構造計算を重視しています。「木造の2階建て以下の住宅では義務化されていないのですが、私は、3階建てに求められる高い基準に沿って行っています。また室内環境についても、寒さが厳しい北海道基準の断熱性能を指標にしています」

 床下に温風を送るエアコンを設置して、建物全体を足もとから暖める「床下暖房」を推進。費用を抑えつつも、長く快適に暮らせる住空間を目指しています。

 「家を建てるには数千万円のお金が必要になるわけですから、お客さまのご希望や困り事を深く理解し、実際に住んでから納得してもらえるようなご提案を心掛けています。『不便や不満がなく、お願いしてよかった』とお客さまに言っていただけることが、私のやりがいです」

#chapter2

ものづくりが好きだったことから建築を学び、家づくりの道へ

 1963年に岡山県で生まれた米戸さん。子どもの頃からものづくりが好きで、特に、一から作品を組み立てていく住宅に関心を持っていたと言います。図面を描き、建物を作り上げていく裁量が多分にあることから、次第に建築士を志すようになりました。

 高校卒業後は地元を離れ、東京の工学院大学へ進学。建築学科で学びを深めたのち、2社の設計事務所に勤めます。研さんを積み、1994年、29歳の時に米戸建築工房を設立しました。「自分なりのやり方で、もっとお客さまのお力になれることがあるのではと考え、独立を決めました」

 今も鮮明に覚えているのは、事務所を立ち上げて最初に手掛けた案件のこと。古い友人の家族からの用命で、鉄骨3階建てを設計しました。敷地や予算の面から制約が多く苦戦しましたが、施主も米戸さんも満足のいく仕上がりになったそうです。

 「忙しさもあってか、お客さまは現場を見に来まることはほとんどありませんでしたが、引き渡しの日にじっくりお話しすることができました。そこで私に何十回も『ありがとう』という言葉を掛けてくださったのです。それがとてもうれしく、苦労も吹き飛びましたね」

 生活に深く関わり、不況など世の中の景気に影響されることから、家づくりには波があります。「なかなか依頼がなく、辞めることが頭をよぎったこともありますが、お客さまが感謝してくださった感動があるからこそ、今日まで続けられました。お金を稼ぎたいのなら、別の仕事をしていたでしょうね」

米戸誠治 よねとせいじ

#chapter3

情報があふれる今、建築の専門家として正しい知識を伝える無料相談会を開催

 インターネットが普及した今、かつてはその道のプロしか知り得なかった情報に、誰もが簡単にアクセスできるようになりました。便利ではありますが、米戸さんは全てをうのみにすることがないよう注意を促します。「有益な内容ばかりと言い切れないのが現状で、われわれの目から見て、決してまねてほしくないものも少なくないのです」

 専門家としての視点で、正しい知識を提供していく重要性を感じたことから、現在は無料相談会に力を入れているそうです。「土地や施工会社の選び方など、住宅を購入する際、知っておくと役立つポイントについて、分かりやすく伝えています。多いときには1カ月で10回開催したこともあります。今後は、相談会の様子を撮影して、動画サイトへ投稿していくことも視野に入れています」

 それぞれが抱える不安や悩みに寄り添い、アドバイスを送るなど、日々精力的に活動する米戸さん。活力の源は若い頃から続いている運動習慣とのこと。プライベートでは、スキーやサッカー、スキンダイビング、カヤック、キャンプなどさまざまなスポーツに親しんできました。最近は、毎週1~2回のテニスで汗を流しています。

 「『生涯現役』が私の目標です。開業して30年ほどたちますが、より良い住まいを求め、現状に満足することなく、『理想のわが家』を実現するために、まだまだできることはあるはずだと、常に考えています。飽くなき探求心で、お客さまの期待に応えていきたいですね」

(取材年月:2023年4月)

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米戸誠治

丁寧なヒアリングで理想の住まいを形にする一級建築士

米戸誠治プロ

一級建築士

有限会社米戸建築工房

40年近く住宅の設計に携わってきた一級建築士です。予算や敷地面積が限られる中、お客さまが理想のマイホームを手にできるように、ご要望を丁寧にヒアリングした上で設計を行います。無料相談会も随時開催。

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