設備資金とは何か?起業家のための賢い使い方と融資対策完全ガイド

中野裕哲

中野裕哲

設備資金とは?起業を目指す人が知っておくべき基本と実践知識


こんにちは!
起業コンサルタント(R)、税理士・社会保険労務士・行政書士・FPの中野裕哲です。

今回は「設備資金とは?」というテーマで、
起業を1年後に考えている方に向けて、できる限りやさしく、しかし実務に即した視点で解説していきます。


1. 設備資金とは?運転資金との違いから理解しよう


ズバリ、設備資金とは、

「起業時に購入・設置するモノのうち、長く使う大きめの資産にかかる費用」

のことです。

設備資金の具体例


  • 店舗・オフィスの内外装工事費(看板含む)
  • パソコン・プリンター・什器などの備品
  • 工具・機械設備・車両
  • フランチャイズ加盟金(初期投資に含まれる場合)
  • 敷金・保証金(償却されないもの)


これらはすぐに消費されるものではなく、1年を超えて事業で使用されるため、「設備」として分類されます。

一方で、以下のような支出は運転資金です。

  • 仕入れ
  • 人件費
  • 家賃
  • 広告宣伝費


2. 設備資金が重要な理由


設備資金は、いわば起業のスタートダッシュを左右する土台です。

ここが不十分だと、

  • オープン後に追加投資が必要になる
  • 想定外の出費で資金繰りが苦しくなる


といった事態に陥りやすくなります。

また、日本政策金融公庫などの融資審査では、
設備資金の見積りが曖昧だと、


「この起業家、本当に準備できているのかな?」


と不安視されることもあります。

だからこそ、
**「何に・いくら必要か」**を事前に整理しておくことが非常に重要なのです。

3. 設備資金に含められるもの/含められないもの


含められる主な費用


  • 店舗・事務所の内装工事費(電気・水道工事含む)
  • 看板・照明設備の設置費
  • 什器(イス・机・棚など)
  • OA機器(PC・プリンター・POSレジなど)
  • 工具・厨房機器・冷蔵庫
  • 店舗の保証金(敷金)


注意!含められないもの


  • 自分自身の人件費(役員報酬・給与)
  • 広告宣伝費
  • 飲食費や交際費などの私的支出



「これは設備資金?それとも運転資金?」と迷ったら、
融資申請前に専門家へ確認するのがベストです。


4. 融資申請のときの注意点


(1)見積書はできる限り添付


日本政策金融公庫では、
実在する会社が発行した見積書の有無を非常に重視します。

  • 会社名・住所・連絡先が明記されている
  • 内容が具体的で分かりやすい


これが重要なポイントです。

(2)過大な設備投資はNG


「見た目を良くしたいから」と
過剰な内装や高額すぎる什器を選ぶと、


「本当にこの金額が必要ですか?」


と審査で突っ込まれる可能性があります。

(3)耐用年数・減価償却も意識


高額な設備は、
減価償却により数年に分けて費用化します。

この考え方は、
収支計画や返済計画にも影響するため、非常に重要です。

5. 設備資金の“計画の立て方”


起業準備では、次の流れがおすすめです。

  1. 業態を決める(飲食・EC・サービス業など)
  2. 必要なスペースと設備を洗い出す
  3. 設備ごとに見積りを取る(複数社)
  4. 設備資金と運転資金のバランスを確認
  5. 余裕を持った資金計画を立てる



最初からすべてを揃える必要はありません。
「最小構成でスタート → 軌道に乗ったら追加」
という考え方も、とても大切です。


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FAQ(よくある質問)


Q1:中古の備品でも設備資金になりますか?

A:はい。見積書があれば原則OKです。

Q2:DIY内装の場合、自分の労力は設備資金に?

A:いいえ。材料費のみ対象で、労働は費用換算できません。

Q3:車は設備資金として認められますか?

A:事業用途が明確であればOKです(営業車・配達用など)。

Q4:内装のデザイン料は?

A:内装工事費の一部として、原則OKです。

Q5:設備資金と運転資金、どちらを優先?

A:どちらか一方ではなく、バランスが最重要です。

まとめ:設備資金は“未来をつくるお金”


設備資金は、
単なる「モノを買うためのお金」ではありません。

それは、
あなたのビジネスの基盤を築くための投資です。

ただし、
借りすぎれば良いというものではありません。

本当に必要な分を見極め、
堅実なスタートを切るために、
正しい設備資金計画を立てていきましょう。

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弊社では、中野裕哲を中心とした所属専門家チーム
(起業コンサルタント(R)、経営コンサルタント、税理士、社会保険労務士、行政書士、司法書士、中小企業診断士、FP、
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