【事業性評価融資に期待すべきかどうか】

中野裕哲

中野裕哲

テーマ:起業

今回は、【事業性評価融資に期待すべきかどうか】について解説していきます。

事業性評価融資を聞いたことがあるでしょうか。
創業融資、追加融資など聞いたことあるワードとは違い、なんだか難しそうな印象があります。
実際、金融機関の融資実行件数の中でもほとんどないくらいの比率だと思います。

事業性評価融資とは、業績や税務状況、担保に依存することなく、企業の将来性や成長可能性などを適切に評価し融資をすることです。
とはなっていますが、相対評価で数値化できるものではなく、絶対評価をしていかなければならず、独自に判断をしていかなければなりません。
いわば金融機関ごとに判断基準も異なり、金融機関の目利き力が問われます。
A銀行では評価されてもB銀行では評価されないといった事象も起こることも想定されます。
事業性評価融資については、今のところ金融機関主導で動くよう想定されています。
お客様側から「うちの会社を事業性評価して融資して欲しい」と依頼をすることはあまり想定されて
いないように思えます。やはり事業性評価融資に過度に期待することなく、日々の金融機関取引や財務内容などを健全に保つ努力をしていくことが、融資を受けるための最善策となります。

・次のおすすめの記事はこちら
【補助金相談は1度お早めに】

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

中野裕哲
専門家

中野裕哲(起業コンサルタント)

V-Spiritsグループ

起業支援ポータルサイトで相談者数1位を11年連続で獲得。会社設立、税務、労務、許認可、補助金申請、融資、経営戦略など、起業に必要なサポートをワンストップで行います。オンライン相談で全国対応可能。

中野裕哲プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

起業に関する悩みをまるごとサポートする起業コンサルタント

中野裕哲プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼