【設備資金の支払時期】

中野裕哲

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テーマ:起業

設備資金は運転資金とは異なり、資金の使いみちが明確です。新しい設備の購入を考えていますので500万円融資を受け、

その後なにか良い設備があれば購入します。といったことはできません。そこで設備資金を申込みする際には見積書を添付し

購入設備を明確にする必要があります。設備資金利用の注意点は、見積書の添付と支払時期です。支払時期はとても大事なので

以下に解説をします。

●融資実行日に融資金で支払いをおこなう
民間の金融機関で設備資金を利用する際には、よっぽどの事情がない限り融資実行当日に資金を振込します。理由としては資金流用を防ぐためと信用保証協会からの指示によるものです。融資が決まったからといってすぐに支払を済ませてしまうことも認められません。あくまでも融資金から支払いをおこなうのが原則になります。日本政策金融公庫については当日振込は強制はされませんが、遅くとも融資実行から1~2週間以内には必ず支払いを行いましょう。また、銀行から支払いを行った振込控えや領収書などの提出も求められますので併せてご注意ください。

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【銀行への返済額を減らすことはできるのか?】

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