【公庫創業融資3大鉄則】第3弾
今回は、決算書の中で必ず銀行がチェックしている項目を紹介します。
決算書は全ての事項が大事ですので順位付けをすることはできませんが、
融資を受けるうえで気を付けないといけない項目が複数あります。
その中の1つが、今回解説する勘定科目内訳明細書の①預貯金等の内訳書「現金」科目です。
通常は、金融機関名・支店名・種類・口座番号・期末現在高・摘要項目があります。
この部分は基本的には金融機関の口座に入っている現金が記載されています。
それ以外に「現金」という科目も存在します。その名の通り銀行口座に入っていないお金のことです。
事業によって現金の入り払いの形は様々ですが、一般的に会社に置いておくレベルの現金でしたら特段の問題もありません。
稀に、この現金科目で数百万円や数千万円といった金額になっている会社もあります。
こういったイレギュラーな部分は必ず銀行はチェックしますので、なんとなくで決算処理をしてしまっているようでしたら注意が必要となります。
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