マイベストプロ東京
中野裕哲

起業に関する悩みをまるごとサポートする起業コンサルタント

中野裕哲(なかのひろあき) / 起業コンサルタント

V-Spiritsグループ

コラム

【赤字企業でも資金調達ができるのか?】

2022年10月28日

テーマ:起業

コラムカテゴリ:ビジネス

コラムキーワード: 資金調達プロ資金調達 方法

今回のテーマは、【赤字企業でも資金調達ができるのか?】です。利益が出ていることを黒字、利益がマイナスしていることを赤字と表現しています。一般的には、黒字が良くて赤字は悪いといった印象が強いと思います。事業を継続的に続けていくためには利益を出していくことが大事ですが、資金調達の観点から見ると決して黒字がすべて良くて、赤字がすべて悪いといったことはありません。赤字企業でも資金調達ができるポイントを3つ紹介します。

1. 黒字・赤字はあくまで会計上のことである。
黒字・赤字はあくまでも会計上のことです。黒字だからお金が潤沢にあって、赤字だからお金がないとは一概には言えません。もちろん長期的に見ると大きな違いは出てきます。融資の審査上は黒字で利益計上ができていることは大切なポイントですが、だからと言って黒字だから返済が必ずできるといった理由にもならないのが融資審査の難しいところです。

2. 赤字の原因をしっかりと分析ができている。
慢性的な赤字であるのか?一過性の赤字なのか?それによって考え方は大きく変わってきます。例えば、事業承継を行った企業が前代表者に対し数千万円の退職金として支払った場合など、数千万単位で赤字を出すケースがあります。しかし、翌年以降も同じような支出が無く事業単体としての体制に問題が無ければ変わらず資金調達ができます。

3. お金の流れが把握できている。
黒字が続き毎期売上増加し利益が出ていたとしても、お金の流れが把握できずに自転車操業のような資金繰りをしていると、銀行は融資するには問題ない財務内容にも関わらず資金調達を行ってもいずれ資金繰りに詰まったら返済が難しくなるのではないかといった印象を抱かれてしまいます。

以上3点をまとめると、黒字・赤字は会計上のことであり、赤字企業は資金調達ができないといったことはありません。

以上が、資金繰り表が融資審査にどう影響するのかの3つのポイントでした。
弊社では、起業家・経営者をご支援できるよう多くの金融機関と連携しております。銀行選びはどうすれば良いか、融資についての相談をしたい、資金繰りで悩んでいるなど、各種専門家が課題解決を行っております。また、V-Spiritsグループでは、税理士・社労士・司法書士と勢揃いしておりますので、貴社の事業をワンストップで支援ができます!
無料相談もしておりますのでお気軽にお問い合わせください。

・次のおすすめの記事はこちら
【融資交渉は〇〇が9割!!】

この記事を書いたプロ

中野裕哲

起業に関する悩みをまるごとサポートする起業コンサルタント

中野裕哲(V-Spiritsグループ)

Share

関連するコラム

コラムのテーマ一覧

中野裕哲プロへの
お問い合わせ

マイベストプロを見た
と言うとスムーズです

お電話での
お問い合わせ
0120-335-523

 

無料相談は全国対応。対面の他にも、お電話、メール、Chatwork、LINE、Skype、Facebookメッセンジャー、Slack、ZOOM、Teamsなど普段から利用している手段をご指定ください。

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

中野裕哲

V-Spiritsグループ

担当中野裕哲(なかのひろあき)

地図・アクセス

  1. マイベストプロ TOP
  2. マイベストプロ東京
  3. 東京のビジネス
  4. 東京の経営コンサルティング
  5. 中野裕哲
  6. コラム一覧
  7. 【赤字企業でも資金調達ができるのか?】

© My Best Pro