【融資が受けにくくなる行為】
中小企業庁認定経営革新等支援機関のV-Spiritsの中野です。
今回は、【短期融資を活用する】について解説します。
事業融資を利用している企業の7割程度は長期資金を利用していると思います。
長期資金であれば返済負担が軽減され利便性としては1番良いでしょう。
では、短期融資はどのような時に使うのか?
代表的な2つと紹介していきます。
①突発的な大口受注が入る
卸売業などで起きることがありますが、得意先または新規取引先から特需が発生し例月よりも仕入れ量が増加するときに利用します。
この時には、商品を納品しお金が支払われる間の期間を融資期間として融資を受けます。
当然、返済原資は売上回収金より一括返済となっています。
②季節資金
業界によって夏が売れる冬に売れるなどと様々ですが、必ずシーズン前には大量に商品を仕入れておかなければなりません。
長期資金で運用するとシーズン毎に融資残高だけが膨れ上がっていってしまいます。
そうなるとどこかのタイミングで追加融資が受けられなくなる恐れがあります。
よって、シーズン前に融資を受け、販売した商品代金を持って一括で返済します。
2つ紹介しましたが、このように上手に利用することもできます。ぜひ、活用してみてはいかがでしょうか。
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