コラムを使ったケーススタディの試み 試着あるある解答編
こんにちは。
マイベストプロ東京のパーソナルカラーリスト 鈴木香加です。
私は、パーソナルカラー診断の際、美容カウンセリングをしますが、
「自分の目指すイメージ」「自分のなりたいイメージ」をお聞きしています。
ですが、意外と答えられないお客様が多いです。
カラーリストとしては、手段としてはいろいろあるのに、目指すところで縛れないとなると手段でブレていくのは分かっていますから、やはりお聞きしたいところなのですね。
お客様としては「客観的に似合う色を見てもらいたい」というところなのでしょうが、ファッションやヘアメイクカラーのおしゃれに色をのせるんですよね?
それに似た事例としては、
美容院で、初対面なのに「客観的に似合う髪型にしてください」「おまかせ」というお客様がいる話を思い出します。カットしたら、「違う」と言われないか、本当に施術者にとって、正直困るなぁと思うところなんですね。
「自分の目指すイメージ」を絞っていれば、仮定的なタイプの数の多さはそんなにいらないのですね。大体そのイメージで、無限にある色の中から「似合う色」の投網の方向は分かるので、多少の苦手もカバーする術をだせばよいので、アドバイスもスマートになります。
それをわざわざ「あなたは○○のタイプだから、ココをカバーしないといけないから・・・」(笑)。
私でしたら、「あなたは○○が似合います。というのは、このようなタイプだから」と言えるなら、そのようにしたいものですね。「目指すイメージ」がないと、あれも似合う、これも似合うになって、訳わからなくなりそうですね。
・・・
「もっとふわっとしたのがいい」「装飾の多いのは嫌い」「冬は寒いから、タートルネックにしたい」と、ご質問のお客様もいます。あるあるです。
・・・「なりたいイメージ」あるじゃないですか!(笑)
そこからパーソナルカラー・アドバイスの再構成ですよね。
昔の昭和の時代劇ではありませんが、60分番組の45分に、乱闘を収めて主人公が事件を解決するのに似ています。そして、一件落着です。
はい、似合う色
はい、似合うファッションスタイル
はい、コスメの品番
一見すれば足りていますが、疑問もないですが、アウトプット(出力)ができない情報です。
立ち食いソバのように、その時点ではお腹はいっぱいになりますが、あとで ? なのです。
やることやってもらった割には、これで終わりなの?
だから、パーソナルカラー診断に大してお金をかけられないと言われてしまうのかもしれません。
このような様々な事件が起きるのは、
お客様の「自分の目指すイメージ」「なりたいイメージ」は、大切な要素だからなのですね。
これは、他人に与えられるものでなく、自分の意志でイメージするものです。
お客様は、この質問を答えるにあたり、このように、よく答えます。
難しい・・・
この言葉は、思考のロックです。これ以上考えないときに使います。
たくさんのお客様を美容カウンセリングしているので、経験でわかります。ですから、このような場合には、こちらから歩み寄って、ご質問させていただきます。
3択です。
かわいい
きれい
カッコイイ
あなたの「なりたいイメージ」はどれですか?
これでしたら、大抵の方は答えられます。あとは、いろんな展開がありますが、もし読者の皆様も「自分の目指すイメージ」が分からない、難しいと思っていたら、この3択の質問に答えてみてください。きっと、「かわいい、よりキレイめのほうがいいな」など、思考が動いてきます。
ぜひ「自分の目指すイメージ」「なりたいイメージ」について考えてみてください。
明日は、何も買わなくても、なんとなくスタイリッシュな私になれると思います。
そして、そのために必要だと感じるパーソナルカラー診断を受けてみてください。
ダラダラと自己診断したパーソナルカラー診断とはちがいます。
皆様からのご予約をお待ちしています。
ありがとうございます。



