日本の色を表す言葉

鈴木香加

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こんにちは、鈴木香加です。
今回は、日本文化と色の話です。

日本においては、もともと明度と彩度を表す言葉しかなく、それを日本の最初の色としています。

明度が、赤と黒。
彩度が、青と白。

あか(赤)、くら(黒)
あわ(青)、しるし(白)とされています。
つまり、赤、黒、青、白の4色が最初の色とされています。

色、ないんですか?

この話をすると、質問されますね。
もちろん、あります。見えてないだけです。
ちょっとしたトリックなのです。

以前のコラムで、易経を読んでいると申しましたが、同じ響きの言葉を解釈に当てたりもするのですが、和歌で掛け言葉を使ったりするのは、書の嗜みがあったか、影響もあるように思います。
日文の先生、いかがでしょうか?

日本人は感性が豊かな民族です。
本居宣長の和歌、

敷島の大和心を人問わば、朝日に匂う山桜花

朝日が匂うんですよね。
共感覚のようなものが日本文化にはあると思います。

よそ者を見分ける知恵でもあったかもしれません。前時代的に感じるかもしれませんが、文化を守ることが国防になるのです。

最初の、
色がなかったのですか?という質問は、まさに、この文化のトラップにハマってしまったのです。トラップというか、結界のようなものですかね。落ちついてよく考えれば、「なんだ、そんなことか」と、結界の中に入れます。

話的には、懐かしのギター漫談 何でかフラメンコのような感じです。

田舎のオッサンが風邪を引いて寝てた。その横で牛がモウと鳴いて、蝶々がヒラヒラと飛んだ…さて、このオッサンの病名は何?

盲腸でなくて風邪ですね(笑)
このくらい軽いノリで考えれば、色が見えてくると思います。
是非、色がないんですか?
になってしまった方は、謎解きしてください。

連休にちょうどよい暇つぶしになると思います。楽しんでくださいね。

本日もありがとうございます。

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鈴木香加
専門家

鈴木香加(カラーコーディネーター)

トライカラーズ

パーソナルカラー及びそれを基礎としたファッション、メイク、フレグランスを通して「私らしいスタイル」を提案。特にメイクに精通しており、カラーとテクニックと商品知識を合わせ明日から変われるメイク術を実現。

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