私のプライベートのメイクBOX
こんにちは。
マイベストプロ東京のパーソナルカラーリスト鈴木香加です。
今回は、限定メイク品の見方、見どころについてのコラムです。一般的なところからの記述ですが、是非お持ちの限定品がありましたら、以下のような観点から見ると、あらためて、その良さや面白さを再認識できると思います。
1,期間限定
期間が限定されている・・・つまり、「今でしょ!」のメッセージが込められています。
旬の謎解きが入っているのが、面白いところです。
つまり、定番品では販売できない要素を含んでいるのです。そこを発見すると、そのブランドメーカーのコンセプトや遊びなど、製作者側の気持ちを読み取ったり、推理したりすることができますので、ただの「期間限定」ではない楽しみ方ができます。
2,定番ではやらないけど、ブルべとイエベを意識して見ました的な限定品もある。
最近は、消費者にパーソナルカラーの知識があり、気にする方も増えてきたので、このような分かりやすいブルべとイエベというのが分かる色のものにチャレンジしている商品もよくあります。
3,定番ではやらないけど、ラメやパールの質感で遊んでみました。
今までにない、ちょっと変わった質感のものが入っていることがあります。ラメの細かさや配合の量(がっつりなラメ・上品な控えめラメ・色が単色とか違うとか、輝きが違う)を見てみたり、パールの滑らかさや立体的な光り具合をみたり。
定番品と見比べると、期間限定ならではの実験的な遊び心を感じることができます。
4,定番ではやらないけど、寒色も使ってみました。
ずっと暖色系のアイシャドウの流行が続いています。
ちょっと寒色系の色を入れて反応を見てみたい実験的な試みなどあります。消費者が見慣れずに使い方が分からない場合もあるので、どのくらいの塩梅なら新鮮味として受け入れられるのか?気になるようですね。
個人的には、夏の季節のアクアブルーのような水色は夏の季節感で良いですが、秋冬の季節の青みには「くすみの紫」や「ネイビー」、季節深まって「ロイヤルブルー?」がやっとのような気がします。
また、ハイライト兼用で白(寒色)も、やはりアイボリー・ベージュ(暖色)が無難な個人的意見です。
ですが、
そういう無難な意見を打ち壊してくるのが限定品の面白さですので、今後も楽しみにしています。
5,限定品の遊び心を知って、メイクしてみる
もちろん、限定品の購入の際に、売り場の方にメイク法を聞いておくのも大切ですが、意外と自分なりの使い方が発見できることもありますので、ご参考までに。
遊び心でメイクされるのが一番です。
普段お使いのものと相性が良いとか、この色の組み合わせ感が面白いとか、
日常のメイクにフレッシュ感を与えてくれますので、たまには限定品で新しい自分にアップデートしてみて下さい。
このような季節の限定品は、飲食店でもありますよね。
メイク品はよくわからないな~と思っても、日常の出来事からも援護できるのです。
シェフは何故そのメニューを限定にしたんだろう?なんて、お店との会話も深まりますので、ぜひ同じ楽しむなら、味わい深く楽しまれてはいかがでしょうか?
これから間もなく、オシャレの秋です。
メイク品もいろいろな限定品が出ると思いますので、ぜひ楽しんでください。
お店の人との会話も弾みますよ。
今回もお読みいただき、ありがとうございます。



