パーソナルカラー診断と骨格診断の密着性

鈴木香加

鈴木香加

テーマ:パーソナルカラー

色は、「光」が「物体」に当たって反射して「視覚」に入るプロセスにより見えます。
これら3つが「色の見える条件」です。

ですから、パーソナルカラー診断では、「人」という「物体」を診ることになりますが、「人」には主観(内面)と客観(外面)があります。

パーソナルカラー診断の対象である「人」の内面の評価をどうしますか?場当たり的な、ひと時の心理でなく、客観的な人となりのように判断すべきですよね?では、そのエビデンスは、いかがしますか?というのが、一連のコラムの流れでした。


ビジネスマンを対象とする、あるいは評価を得る、ならば、その愛読書である孫子などの教養は読むべきであるべきですし、東洋医学のようにハートに臓器の癖のようなものがあり感情を発するならば、性格の一端に影響を与えるものかもしれないですし、もう少し奥深いものであるならば、私の持っているマニュアルは経験の集積ですので、合わせ技でエビデンスに近いものが構築できると考えたわけです。


客観的な外面については、骨格診断という体格の診断で、「形」を診断・設定できますが、これは「色」の器があることを意味します。この意味で、パーソナルカラー診断と骨格診断は密接な関係にあると書きました。
骨格診断誕生の以前は、この「形」の部分が、パーソナルカラー診断の中に潜在的に設定されて、イメージされていたのです。そして、パーソナルからのタイプごとに、そのファッションスタイルのイメージとして分析されていました。


繰り返しになりますが、
私は骨格診断と一緒にパーソナルカラー診断をおススメするのです。もし、パーソナルカラー診断だけとするならば、お客様が前時代的な作業を繰り返すことになるからです。

いわゆるトータル診断(16タイプパーソナルカラー診断、骨格診断、顔タイプ診断)は、どうでしょうか?という質問がきそうですが、孫子は手段については否定するなということですから、、、素敵になりたい目的にはいくつの手段があるのでしょう?と考えると、お客様のお好みで・・・なのでしょうね。


ちなみに、私のサロンでは、顔タイプ診断でなくメイクレッスンが入ります。またパーソナルカラー診断も4タイプを精密に診断していく方式です・・・つまり似合う色を広くとらえて、ベストカラー診断やTPOで適切なカラーテクニックを使う方法です。
メイクレッスンも、パーソナルカラーの色見本通りに適用すると、落とし穴にはまりますので、肌にのせた時の調和お考慮してのパーソナルカラーです。
たとえば、くすんでいる肌の人が肌なじみの良いくすみ色を使ったら、当然くすみますよね?解消する色が必要なのです。

というのが私の立場です。
おまとめコラムみたいですね。もし気になる過去のコラムがございましたら、ぜひご覧くださいませ。
本日も、ありがとうございます。

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鈴木香加
専門家

鈴木香加(カラーコーディネーター)

トライカラーズ

パーソナルカラー及びそれを基礎としたファッション、メイク、フレグランスを通して「私らしいスタイル」を提案。特にメイクに精通しており、カラーとテクニックと商品知識を合わせ明日から変われるメイク術を実現。

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