カラーコーディネートから発想するコンプライアンス(ハラスメント対策)

鈴木香加

鈴木香加

テーマ:カラーとビジネス

こんにちは、東京渋谷のパーソナルカラーリスト鈴木香加です。
神奈川から移籍したばかりで、東京の皆様のご要望はなにかしら?と迷いながらの投稿です。
私は、東京商工会議所渋谷支部の評議員をさせていただいておりますが、実は経営サービスの部門にいます。法学修士修了とカラーコーディネーター検定試験のバランスなのでしょうか。皆さん、とても良い方々で、わたしもお世話になっています。

前投稿のように、パーソナルカラーで個性がわかるとなりますと、人間関係はもちろん、ビジネスの問題にも解決策が発想することができます。今話題の、コンプライアンス(各種ハラスメント対策)の問題に、カラーコーディネートの発想を取り入れて考えるのはいかがでしょうか。


法律のことを知っている方は、すでにご存知だとは思いますが、道徳などのモラルうち規律規制したほうが良いものを法律としますので、「法律に違反しなければ、なんでもやっていい」という訳ではないのです。ギリギリのラインで法律はできていますから、各人のモラルをこのギリギリのラインに持ってきてしまうと、人間関係がギクシャクしたものになります。

モラルのクッションが大切なのです。
道路標識でいうと、安全地帯みたいなものです。


これをカラーコーディネートでいうと、セパレーションという配色技法で表現できます。
セパレーションとは、色と色とがお互い強烈であったり、逆にぼやけて見えるときに、境界に色を入れて調和させる方法です。
境界にいれる色は、無彩色(白黒グレー)など、メインの色を邪魔しない色を使います。
たとえば、ビビッドカラーの赤と緑の間に、白を挟み入れると、お互いの色を邪魔しません。
私には、このセパレーションカラーの無彩色は距離感に見えます。

君子危うきに近寄らず、ではありませんが、接近するとトラブルになるので離すのです。
離れられないときは、間を取り持つ人、場合によっては裁判所もありえます。空気感がグレーだったり、黒っぽかったりだったりですね。


日常生活で、人間関係の距離感が近くぶつかりそう、ストレスで負けそうなときは、タイムをとるのもオススメです。トイレに避難するのもありです。急に電話がかかってきたことにするなど、日常生活には中断しないといけないことがたくさんあるものです。パーソナルカラーでは、エスケープを得意にするタイプもありますから、そのような方にエスケープ指南を受けると良いかもしれません。
「辞めてしまう」決断をする前に、エスケープを試してみてください。意外と相手も冷静になって、あなたの気持ちの空気を読むかもしれません。
ハラスメント疑惑の予感には、対象から離れていればよいのです。距離感が近いからモメるのです。
変に取り繕ろうと、逆に接近してしまう人もいますが、取り繕うのにまず成功した例は非常にレアケースです。

特に社会的地位が優位の方は、セパレーション配色のように相手の個性(自分色)を潰さない配慮が必要だと思います。


「法律に違反しなければ、なんでもやっていい」わけではないのです。
モラルでの解決を努力する、自分でできなければ信頼できる人に協力をあおいで、皆が公平に勝っているような工夫をすべきです。

もっとも、人間は感情の生き物ですから、正論でも納得いかない生き物です。

友人が「まあ、いっぱい飲もうや」と機転を利かすなど、無関心でなく、みんなで調和が取れるように努力する環境だとよいですね。1対1だけでなく、社会レベルの場合もあります。


もしモラルで解決できずに、法律違反の事態になれば、毅然と「アウト!」の宣告も必要です。
トラブルが小さく収まるべく、トラブルの切除手術が必要かどうかの判断は、早期発見・早期解決が理想ですね。
そのためには、報連相の確認も必要です。

セパレーションの配色を思い浮かべながら、法律ギリギリにならないコンプライアンスのあり方が、私は大切だと思います。

ご参考くださいませ。ありがとうございます。

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鈴木香加
専門家

鈴木香加(カラーコーディネーター)

トライカラーズ

パーソナルカラー及びそれを基礎としたファッション、メイク、フレグランスを通して「私らしいスタイル」を提案。特にメイクに精通しており、カラーとテクニックと商品知識を合わせ明日から変われるメイク術を実現。

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