ブルベ夏などパーソナルカラーの用語の定着化
皆様、こんにちは。東京渋谷のパーソナルカラーリスト鈴木香加です。
当サロンには、無料の60分パーソナルカラー講座があります。
ネットで検索はするけれど、かといって色彩のテキストまで見ないような普通の方々に向けての講座です。こちらの講座の一部を構成して、パーソナルカラーを理解する上で必要な基礎知識をまとめましたので、ご参考にしていただけましたら幸いです。
パーソナルカラー診断済みの方も、あらためて読んでいただけますと「氣づき」があると思います。
ご注意していただきたいのは、本当にさらっと書いていますが、情報量は相当なボリュームです。
ゆっくりお読みください。章立ていたします。
1,パーソナルカラーサロンの壁にあるカラフルな環は、なに?
PCCS(日本色研配色体系)という、日本で開発された色を表すシステムです。「色の整理棚」みたいなものです。
色の数は、無限にあります。ですから、整理棚が必要なのです。
では、どんなふうに整理されているの?
次に書かれた「色の三属性」を活用して、色をシステム化しています。
(上記のPCCS以外にもたくさんのカラーオーダーシステム(表色系)があります。)
「色の三属性」とは、
「色相(色の種類)」「明度(明るさ)」「彩度(鮮やかさ)」のことです。
無限の数ある色は、まず、「無彩色」と「有彩色」に大別されます。
「無彩色」とは、色・黒・グレーのことです。
明るさの度合い(明度)だけで、色を区別できます。色相や彩度は、ありません。
「有彩色」は、無彩色以外の色です。色みがあります。
色の明るさ「明度」はもちろん、色みがある・・・「色相」と、その鮮やかさ「彩度」もあります。
パーソナルカラー診断でも、「青が好き・緑は嫌い」とか、「もっと明るい色が・もっと暗いほうが」とか、「ビビッドな色は負けちゃいますね」とか、言いますよね? あれは、実は日常会話でなく、色の専門用語です。
2、ブルべとイエベ
このような特性を持つ色ですが、パーソナルカラーではシャッフルして、ブルべとイエベに再構成いたします。
青みがかった色を「ブルべ」・黄みがかった色を「イエベ」といいます。
(無彩色はブルべが原則ですが、一般には色味を加えてイエベの色のバリエーションもあります。)
両者を区別する意味は、「ブルべ」にはオレンジ色やくすませたブラウンの色はないこと、「イエベ」には、ローズ系や薄めた青みピンクはないことの点です。
3、4タイプパーソナルカラー
ブルべ・イエベの色をさらに2つのグループに分けて、4つのグループにします。そして、季節の名前を付けて呼びます。
ブルべが夏と冬、イエベが春と秋です。
ブルべ夏・ブルべ冬とか、イエベ春・イエベ秋とか表現されますね。
年間の季節と紛らわしいので、このような表現になっているようです。
4タイプパーソナルカラー診断は、このような4つの色グループのうちどれが似合うか診断するものです。
4,精密なパーソナルカラー診断も一般化しています
さらに、精密化してタイプを出すパーソナルカラー診断方法も一般化しています。
何が詳しくなっているのか、サロンにご予約の際はお問い合わせされると良いと思います。その診断方法の特色だからです。「4タイプパーソナルカラー診断とどこが違うのか?」です。
料金も4タイプパーソナルカラー診断より高めの設定になっているはずです。
イメコンサロンも、安定のマニュアルの大型店、ニッチなカスタマイズの個人店は、お客様のお好みですが、個人店でも診断方法が同じ場合はフランチャイズみたいなものだと考えるとよいと思います。
当サロンでは、精密パーソナルカラー診断のメニューで16分類に細分化されます。
だからといって、似合う色が狭まるわけではなく、「お客様の自分らしさ」とのフィッティングのために、16分類していきます。
好評をいただいて、占いや心理学と合体させるサロンができたりしたようですが、そのような移ろうものに、カラーセラピーはともかくイメージコンサルティングをのせるのは簡単ではないと思います。パーソナルカラーは、一生変わらないものです。安定性が必要なのです。
「自分らしさ」も人となりですから、客観的に判断できるのだろうか疑問に思うかもしれません。
実際には、他人から外見だけ見られるわけではありません。内面も相まって、その人を見るのです。主観的な要素とはいえ、考慮すべきと考えます。
たとえば、「のんびり」と「せっかち」。
「のんびり」でしたら、靴のヒールは高くても問題ありません。
「せっかち」でしたら、靴のヒールは邪魔ですから「ヒールが低いのが向いています」というアドバイスになります。
わずかばかりの例で伝わるか分かりませんが、トライカラーズの精密カラー診断の特色です。ご興味の方は、是非おためしください。
60分パーソナルカラー講座は、初回無料です。
診断前などにご利用いただけますと、パーソナルカラー診断がもっと楽しめると思います。
なかなか仕事もあり、時間がない方もいらっしゃると思いますが、ぜひ「時間を作って」パーソナルカラー診断をおためしください!
今日は、多少蛇足が最後にありましたが、テキストに近いレベルだと思います。
ご活用いただければ幸いです。長文にお付き合い、ありがとうございます。



