国際法務・知財に豊富な経験とスキルを持つ弁護士
得重貴史
Mybestpro Interview
国際法務・知財に豊富な経験とスキルを持つ弁護士
得重貴史
#chapter1
経済・社会のグローバル化により、日本のビジネス環境は大きく変化しています。海外の企業や顧客と取引を行う可能性が大きく開け、それに伴い関連する法律業務の需要も高まっています。
2019年3月、東京・銀座に開設した銀座得重法律事務所は、民事・刑事など、幅広い法律業務を手掛ける弁護士事務所。とくに、英文契約書の作成・レビュー、海外企業との交渉、外国人雇用のサポートなど、国際業務に強みを持ち、日々高まるニーズに応えています。
代表の得重貴史さんは、欧米、アジア各国との渉外業務を数多く手掛ける弁護士事務所で実務経験を積み、英語での交渉や法律文書の作成に精通しています。2016年には、カリフォルニア大学・バークレー校に客員研究員として留学し、障害者の権利、知的財産実務、スポーツ選手の契約法務などを、世界各国の法律家と共に学びました。
そんな得重さん、日本における海外ビジネスの現状についてこう語ります。
「ネット広告や決済などの仕組みが発達し、中小企業が商社や代理店などを通さず、海外の顧客と直接取引できる環境が整っています。国内向けに営業していた企業が、海外からの問い合わせや発注を受けたことをきっかけに相談に来られるケースも増えています。そのほか、インバウンド需要、在留資格制度の改正による外国人労働者の増加など、業種や規模を問わず、日本企業が海外の方々と取引、契約する機会は増えていくものと考えられます」
#chapter2
海外取引に目を向けることにより、潜在的な顧客が格段に増えます。あらゆる企業にとって、経営を変革する大きなビジネスチャンスであることは間違いありません。しかし、地理的に隔たりがあり、言語だけではなく、法律や商慣習も異なる相手と取引するためには、越えなくてはならないハードルもあります。
海外でのビジネスの現場に身を置き、つぶさに見つめてきた得重さんは、とかく乏しいといわれる、日本の企業や個人の契約に関する意識について、このように注意喚起をします。
「相手から提示された、外国語の契約書の内容を理解しないまま取引し、不利な立場に立たされる事例があります。例えば、契約が何らかの理由で履行できず損害が発生した場合の規定、また、紛争が起こった場合にどこの法律に則り、どこで裁判を行うのか、といった規定もチェックしておく必要があります」
銀座得重法律事務所が力を入れている知的財産の分野でも、国内外に向けて権利を主張しなくてはならない場面が多いといいます。
「製品やコンテンツ、農業生産物等々、優れた知的財産の権利を守り、正当に利益が得られるようにする必要があります。また商標権などを侵害しているとして、国内だけではなく海外の企業から使用停止の請求を受けることもあります。そのような場合には、相手国の法令なども考慮しながら、しかるべき主張を行う必要があります」
得重さんが強く持つのは、渉外、知財など専門性の高いリーガルサービスを中小企業にも利用できるようにしたいという思い。定額のリーズナブルな月額顧問料(月額3万円~)を原則に、企業規模や業務内容などを考慮してフレキシブルに料金設定を行うよう心がけています。
#chapter3
銀座得重法律事務所は、ビジネスに関する法務のほか、相続や離婚、また刑事事件などに幅広く対応しています。それらあらゆる法律問題に共通する重要なこととして得重さんが挙げるのが『初動』です。
刑事事件においても、民事事件においても、トラブルの際、法律の専門家に早めに相談し、事実関係を整理して適切に対応することにより、有利な解決につながりやすくなります。最近多発している、詐欺などの消費者被害、インターネットへの悪意ある書き込みなどの問題でも、被害を最小限にするためには、迅速な対応が必須となります。
だからこそ得重さんは、弁護士事務所を、より気軽にアクセスでき、疑問や不安を感じたときにすぐに相談できる場所にしなければならないと考えています。また、相談を自分の考えや業務の型に当てはめて機械的に処理するのではなく、顧客の話をよく聞き、問題解決の方法を一緒に考える姿勢を大切にしています。
銀座得重法律事務所のモットーは「共に、未来を、作る」。難解な法律問題から、暮らしの小さな困りごとまで、常に笑顔を絶やさず、柔らかい語り口で相談に乗って、解決策を示してくれる得重さんは、ビジネスに生活に、人が前向きに希望ある未来を作っていくための心強いパートナーになってくれそうです。
(取材年月:2019年8月)
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国際法務・知財に豊富な経験とスキルを持つ弁護士
得重貴史プロ
弁護士
銀座得重法律事務所
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