フィリピン・セブ島での散骨とお墓参り~故人を弔い旅行も楽しもう~
フィリピン・マニラの魅力と散骨という選択
透き通る海と共に旅立つ〜セブでの散骨
先日、フィリピン・セブにて海外リゾート散骨を行いました。
どこまでも続く透明な海、穏やかな波、晴れ渡る青空の下——その場に立ち会った私たちは、故人様がこの地で最期を迎えられたことに、深い安らぎを感じました。
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首都マニラの風景〜都市と自然が織りなす不思議なコントラスト
セブでの散骨を終えた後、私たちはもうひとつの散骨エリアである「マニラ」へと移動しました。
正式名称は「メトロ・マニラ」。17の都市が集まって構成されており、政治・経済・文化・交通・情報の中心地です。人口規模でも国内最大を誇ります。
マニラの魅力は、その「時の交差」にあります。近代的なショッピングモールのすぐそばに歴史的建造物が佇み、街の喧騒から少し離れれば、まだ手つかずの自然が残されています。
一年を通して温暖な気候で、平均気温は25℃前後。ただし、7〜9月は雨季にあたり、台風の影響にも注意が必要です。実際、私たちがセブに向かう際も、台風1号の影響で飛行機が大きく揺れました。
マニラ湾の夕陽とともに迎える散骨のとき
ルソン島の中央に位置するメトロ・マニラは、もともとは小さな漁村でした。16世紀にスペインに占領され、城塞が築かれたことで急速に都市化が進んだ背景があります。
今では経済発展により交通渋滞や大気汚染などの課題も抱えていますが、それでも暮らす人々は穏やかで力強く、どこかかつての日本を思わせる風景が広がっています。
私たちは、散骨エリアであるマニラ湾に近い「エルミタ・マラテ地区」に滞在しました。かつて歓楽街として栄えたこのエリアは、近年カフェやバーなどが増え、活気を取り戻しつつあります。
そして、マニラ湾沿いにある「マニラベイウォーク」は有名な夕陽の名所。昼は白砂のビーチが爽やかに広がり、夕暮れには幻想的な空と海のグラデーションが辺りを包み込みます。
マニラ湾の夕陽は「世界三大夕陽」の一つと称されるほどの美しさ。その美しさに包まれながら最期を迎える——これほど贅沢なエンディングがあるでしょうか。
経済の中心地・マカティ市を訪ねて
滞在先のエルミタから少し足を伸ばし、フィリピンの経済の中心地「マカティ市」へ。
高層ビルが立ち並び、日系企業や外資系企業が多数集まるこの街は、まさに「フィリピンのウォール街」。東京で言えば丸の内や大手町のような存在です。
スーツ姿のビジネスマンが行き交う街並みには、高級ショッピングモールや五つ星ホテルが並び、エルミタの下町的な雰囲気とはまた異なる一面が感じられます。
「アヤラセンター」はマニラ最大のショッピングエリア。飲食店、高級ブランド、映画館などが集まり、丸一日楽しめるスポットです。
また、土曜日には「サルセド」、日曜日には「レガスピ」のマーケットが開催され、新鮮な食材や伝統料理、雑貨などが並びます。活気ある雰囲気の中で、フィリピンの文化を体感できます。
フィリピンでの散骨〜旅と供養の融合
「マニラ」と聞くと、治安や貧困といったネガティブなイメージを持たれるかもしれません。しかし実際に訪れてみると、フレンドリーな人々、豊かな自然、美しい海といったポジティブな魅力に圧倒されます。
そして何よりも、家族や愛する人のために懸命に生きるフィリピンの人々の笑顔に触れたとき、この国の本質に触れることができるのです。
そんなフィリピンで、大切な人を送り出す「海外リゾート散骨」は、ただの供養ではありません。それは、かけがえのない旅となり、故人との絆を新たに感じる時間でもあります。
マニラ湾の静かな波、夕陽に照らされてきらめく水面。セブの澄んだ青の深さ——どちらも、人生の締めくくりにふさわしい場所です。
さらに、こうした「何度でも訪れたくなるリゾート地」に散骨することで、お墓参りという形で遺族がその場所を再訪し、家族との新たな思い出を築くことができます。
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フィリピンのあたたかく包み込むような海で、人生の最期を、そして供養の旅を迎えてみませんか?



