フィリピンのクリスマス～世界最長のホリデーシーズン～
フィリピン・セブでの散骨セレモニー～エメラルドグリーンの海に眠る
美しいセブの海で最期を迎えるという選択
先日、フィリピン・セブの海で散骨セレモニーを執り行いました。
透き通るようなエメラルドグリーンの海、白砂のビーチが広がるセブは、まさに理想的な南国のリゾート地。観光地としても人気が高く、カトリック教会や歴史的建造物、夜景が美しい展望台、大型ショッピングモールなど、見どころに溢れています。
日本からは成田、関西、中部の各国際空港から直行便があり、成田からは約5時間半とアクセスも良好です。
今回のセレモニーは、「最期は美しいセブの海で眠りたい」という故人様の遺志に基づいてご家族からご依頼いただいたものです。
なお、実際に散骨を行ったのはセブ島の東にある「マクタン島」の海域。セブ島と3本の橋でつながるこの島には、国際空港があり、フィリピンでも屈指のリゾートエリアとして知られています。
南国の自然に包まれたセレモニー
快晴の空の下、ボートで沖合へ向かい、波音と風の音だけが響く静かな場所でセレモニーを行いました。
現地ではハイビスカスの花を用意し、日本から持参した花びらとともに献花しました。ハイビスカスは南国の象徴であると同時に、亡き人の幸せを祈る優しい花でもあります。
粉骨されたご遺骨を、透明な海へとゆっくりと撒き、献花・献酒を行いました。海の色は刻々と変化し、青から翡翠色へと移ろうグラデーションが美しく、空と海が一体となる風景は、まさにこの世の楽園のようでした。
海外リゾート散骨の魅力とは
綺麗な海で穏やかに見送れる
海外リゾート地には、何度見ても飽きることのない、透明度の高い美しい海が広がっています。
「明るい海で静かに還りたい」「日本では味わえない自然の中で最期を迎えたい」と願う方にとって、リゾートでの散骨は理想的な選択肢といえるでしょう。
旅行を兼ねた供養ができる
海外リゾートでの散骨なら、お墓参りも旅行として楽しめます。
青い海に手を合わせ、その後は現地の料理や観光を楽しむ…そんな「供養の旅」は、故人に寄り添う新しい形の弔いです。
遺族にとっても、心豊かなひとときになるでしょう。
日本よりも費用を抑えられるケースも
意外にも、日本のリゾート地より海外の方が費用を抑えられることがあります。
時期や航空券の価格によっては、沖縄よりセブの方が安価に行けることもあり、現地での宿泊費や食費もリーズナブルです。
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墓じまい後の選択としての海外散骨
「継承者がいない」「子どもに負担をかけたくない」「お墓が遠方で通えない」などの理由から、墓じまいを選ぶ方が増えています。
その後の供養方法として、納骨堂や樹木葬もありますが、美しい海への散骨も有力な選択肢の一つです。
散骨には墓石の維持や継承が不要であり、故人の希望を叶えるだけでなく、遺族にとっても新しい供養の形となります。
「お墓参りが大変」ではなく、「お墓参りが楽しみ」になる。
そんな発想の転換が、海外リゾート散骨にはあります。
オーストラリアでの散骨も可能
弊社では、セブ島以外にも「グレートバリアリーフ」などの海外自然遺産エリアでの散骨も行っています。
世界最大のサンゴ礁が広がる神秘的な海でのセレモニーは、まさに唯一無二の体験です。
オーストラリア散骨：【https://sea-forest-ceremony.com/australia】
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お墓参りが“旅”になるという選択
お墓とは、単なる石碑ではなく、故人に想いを寄せる「場所」です。
それがたとえ遠くの海であっても、そこで手を合わせる行為が供養になるのです。
何度でも訪れたくなる場所で、故人を思い、旅をする。
それは、家族の絆を深め、供養のかたちを豊かにしていくものかもしれません。
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