散骨すると成仏できない?~仏教・釈迦の教えからの所見~
音楽とともに送る、心に残る散骨セレモニー
あなたの「好きな音楽」は何ですか?
誰にでも、心に残る音楽がありますよね。
思い出の一曲、自然と口ずさんでしまうフレーズ、好きなアーティストの作品など、音楽は日々の中にそっと寄り添ってくれます。
私自身は幼い頃からクラシック音楽が好きで、今でもよく聴いています。最近のお気に入りはフォーレの【ピアノ五重奏曲第1番】https://www.youtube.com/watch?v=ZLpN_QGRqqI。
J-POPではMrs. GREEN APPLEもお気に入りの一組です。
散骨セレモニーに音楽を添えて
弊社の散骨セレモニーでは、どのようなジャンルの音楽でもお選びいただけます。
また、ヴァイオリンやクラリネットなど、楽器による生演奏でセレモニーを演出することも可能です。
波の音だけが響く静寂な時間も尊く美しいものですが、音楽が加わることで、故人への想いがより深く、空間の雰囲気にも温かみが増します。
音楽がもたらす力を、改めて実感する瞬間です。
散骨の場で選ばれる、人気の楽曲たち
ご遺族からのリクエストで特に人気のあるのは、ショパンの【別れの曲】https://www.youtube.com/watch?v=fKuv_Xp7BOc
です。
ヨーロッパでは「Tristesse(悲しみ)」「L’intimité(親密さ)」「L’Adieu(別れ)」などの愛称で親しまれています。
この曲には、「夢を追いかける情熱」と「故郷を懐かしむ想い」が込められており、その哀愁漂う旋律は、故人を静かに偲ぶ場面にぴったりです。
他にも人気のクラシック楽曲としては、
- シューベルト【アヴェ・マリア】https://www.youtube.com/watch?v=uy3ijaLDDGY
- パッヘルベル【カノン】https://www.youtube.com/watch?v=MOBYK_reo-4
- バッハ【G線上のアリア】https://www.youtube.com/watch?v=thQWqRDZj7E
いずれも穏やかな海辺でのセレモニーにふさわしい、優しく美しい旋律を持っています。
歌謡曲の中では、美空ひばりの【川の流れのように】https://www.youtube.com/watch?v=IP3A_eXlL1E
もよく選ばれます。
また、あるご遺族からは八代亜紀の【舟歌】https://www.youtube.com/watch?v=ixLX8F-zRsQ
のリクエストがありました。
故人はかつて漁師として海に生き、お酒をこよなく愛していた方でした。
お話を伺う中で、「歌そのものがその方の人生だったのでは」と思えるほど、ぴったりの一曲だったのです。
「海で生きた男は、海へ還す」
――ご遺族のその言葉が、今も胸に残っています。
ジャンルにとらわれない、自由な音楽選び
ここまでご紹介した曲はほんの一例に過ぎません。
フィンランドでの散骨を希望された方は、シベリウスの【フィンランディア】https://www.youtube.com/watch?v=AgTSUk_s9QA
を選ばれました。
シベリウスはフィンランドを代表する作曲家で、この曲には祖国への愛と誇りが込められています。
その方は生前クラシックを好み、「フィンランドと言えばシベリウス」という理由から、この楽曲を選ばれたそうです。
ちなみに私のおすすめは、同じくシベリウス作曲の【ヴァイオリン協奏曲】https://www.youtube.com/watch?v=sVKRTb-Wp5g
です。
また、フィリピンでのセレモニーでは、明るくリズミカルなR&Bやジャズをリクエストされることもあります。
セレモニーにふさわしい音楽のジャンルに「正解」はありません。
「葬儀らしい雰囲気にしなければならない」
「厳かな曲じゃないといけない」
そんな固定観念にとらわれず、自分の想いに正直な音楽選びをしてみてはいかがでしょうか。
心に響く生演奏で、故人に最後の贈り物を
弊社では、セレモニー当日の生演奏にも対応しています。
録音された音楽とは異なり、その場で奏でられる音には、演奏者の想い、そしてご遺族や故人への心が込められています。
海上や森の中といった自然の中で、生演奏の音楽を捧げる――
それはきっと、故人にとってもご遺族にとっても、忘れられない美しい最期となるはずです。



