早起きは三文の。。

税所芳史

税所芳史

私はアメリカに留学中より朝のジョギングをはじめ、細々とではありますが、10年以上たった現在まで続けています。

アメリカではジムや公園が多く、アパートにもたいてい小さなジムがありましたので、そこで筋トレやランニングマシーンを使ってのジョギングをしていました。

留学前より運動のためにたまに走ることはありましたが、なかなか続きませんでした。もともとドリブルしたり、ボールを追いかけて走るのはいくらでもできるのですが(犬みたいですね)、ただ?走るというのがあまり好きではなかったせいもあります。

そんな私がジョギングを続けてこられたのはなぜでしょうか?自分でも不思議なくらいです。そこでその理由を考えてみると、「無理のない目標設定をした」ことがよかったのかもしれません。

ついつい「走る」と思うと、りきみがちになりやすいのではないでしょうか。「昨日より遠くまで走りたい」「昨日より速く走りたい」「後ろの人に追い抜かれたくない」など、ついつい気にしてませんか?

でも、それでは、やはりだんだん走るのがつらくなってくるのではないでしょうか。私はジョギングの時には時計もしませんし、メガネも外します(笑)。そうすると時間や周りを気にせず、マイペースで走れます。(ただしメガネを外すのは危ないですのでお勧めはしません!)

「腹八分目」という言葉がありますが、運動も「腹八分目」が大事だと思います。「もう少し走れるな」くらいのところで終わるようにすると、次の日も走りたくなります。その結果、運動が継続することで目標の達成感も得られ、自分の自信にもつながります。これを「自己効力感(セルフエフィカシー)」とも言います。

私の場合、ほんとうに短時間のスロージョギングですが、それによってこれまで悩まされていた肩こりや腰の痛みも改善しました。また、朝に太陽の光を浴びて走ることで、頭もすっきりします。持続血糖測定(CGM)で自分の血糖を測定した際には、ジョギングで食後の血糖上昇が抑えられるのも実感しました。

運動には血糖値を下げるだけでなく、その他にもストレス発散、骨粗鬆症・認知症予防などさまざまな効用がありますので、そういったことを実感することでますます継続しやすくなります。ただしご自身に適した運動の種類や量には個人差がありますので、これから運動をはじめる方は、ご自身に適した運動について主治医にご確認ください。

今では、ジョギングをするために朝が来るのが待ち遠しいくらいです(笑)。

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税所芳史
専門家

税所芳史(医師)

さいしょ糖尿病クリニック

糖尿病の悪化はインスリンを分泌するβ細胞の働きすぎに原因があるとの考えのもと、患者自身で症状をコントロールし健康を維持することを目指します。また来たいと思ってもらえるようスタッフ全員で治療を支えます。

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