6/28(金)本日の貴金属市況〜金価格急上昇の理由と今後の見通し
金5,220ドル突破と米金利4%割れの衝撃|2026年2月最終週マーケット解説
リファスタの杉でございます。
今回は2026年2月最終週のマーケット、特に「金5,220ドル突破」と「米金利4%割れ」の衝撃についてお伝えします。
このコラムを読むことで、世界的な安全資産への大逃避が起きた背景と、今後の地金・宝飾品相場の行方が明確に分かります。
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1.金価格5,220ドル突破!新関税と地政学リスクが押し上げる「有事の金」
- 金相場は2月27日に1オンス5,220ドルを超え、2ヶ月ぶりの高値を記録しました。
- 最大の要因は、トランプ政権が2月24日から発動した「セクション122」による10%のグローバル関税と、緊迫する中東情勢です。
- 米国務省は2月27日、イランとの緊張激化を受けてイスラエル大使館職員の家族らに退避許可を出しており、地政学リスクが最高潮に達しています。
- さらに1月のコアPPIが前月比+0.8%と急騰し、インフレ再燃への懸念も金への資金流入を加速させました。
- 実効関税率が今後15%まで引き上げられる可能性もあり、金は「インフレ」と「戦争」の両面から買われる最強の資産となっています。
- お手持ちの地金や宝飾品の価値は、まさに今、歴史的な高水準にあります。
2.米10年債利回り4%割れ!AIバブル崩壊の懸念が生んだ債券への大移動
- 米国10年債利回りは金曜日に3.962%まで低下し、約4ヶ月ぶりに4%の節目を割り込みました。
- これは「グレートAIスケア」と呼ばれる、AI関連株から債券への大規模な資金シフトが起きたためです。
- 市場では「AIが2027年に景気後退を引き起こす」という予測が注目を集め、投資家がハイテク株を売って安全な国債へ逃げ込んでいます。
- 2月の利回り低下幅は約28bpに達し、この1年で最大の下落となりました。
- インフレデータが強いにもかかわらず利回りが下がるのは、市場が物価よりも「成長の鈍化」を恐れ始めた証拠です。
- 株価の先行き不透明感が増す中で、金や債券といった実物・安全資産の優位性が一段と鮮明になっています。
3.円安155.9円と日銀のジレンマ!リフレ派人事と物価2%割れの衝撃
- 日本円は1ドル155.9円付近で推移し、2週連続の円安基調を維持しています。
- 2月25日に高市政権が日銀審議委員にリフレ派の学者2名を指名したことで、早期利上げへの警戒感が和らいだことが要因です。
- 一方で、2月の東京コアCPIは1.8%と、16ヶ月ぶりに日銀の目標である2%を下回りました。
- しかし、日銀内部では高田委員が「物価目標はほぼ達成した」として政策金利を1.0%へ引き上げるよう主張しており、スタンスは三つ巴の状態です。
- 植田総裁は3月、4月の会合での利上げ判断に含みを持たせていますが、公共料金の補助金などで表面上の物価は抑制されています。
- 金利差が縮まりにくい状況が続く限り、円安による国内金価格の底上げ効果は継続すると断言できます。
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まとめ:安全資産ラリーが続く今こそ資産価値の確認を
今週のマーケットは、関税、戦争、AIへの恐怖という3つのリスクが重なり、金と国債が同時に買われる異例の事態となりました。
この「安全資産ラリー」が続く今、金やプラチナ、ダイヤモンドなどの資産価値を再確認しておくことは非常に賢明な判断です。相場が動いている今だからこそ、リファスタの無料査定をぜひご活用ください。最新の相場を反映した最高値で、皆様の資産をしっかりと評価させていただきます。
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参照資料一覧
| 項目 | 内容 | ソース抜粋 |
|---|---|---|
| 金相場 | 1オンス5,220ドル突破 | Trading Economics / TradingView |
| 米国関税 | セクション122発動(10%) | BBC / Global Trade Alert |
| 地政学 | イスラエル大使館員家族へ退避許可 | Axios / NY Times |
| 米金利 | 10年債利回り3.962%(4%割れ) | Morningstar / MarketWatch |
| 日本経済 | 東京コアCPI 1.8% / 1ドル155.9円 | NHK / Investing Live |
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