8/14(水)本日の貴金属市況〜国内金価格は50円下落、為替の影響で逆行
おはようございます。リファスタの杉でございます。今回は「過去1週間の金相場、米国債、ドル円、そして日本の金市場の動向」を振り返りつつ、今後の見通しについてお伝えします。この動画を見ると、金相場の変動理由と来週の市場動向が分かるようになります。
日本市場の金相場、今週の注目ポイント
今週の日本の金相場は月曜日の1万5233円からスタートし、木曜日まで上昇を続けましたが、その後急落し、金曜日には1万5160円で引けました。週末にかけて200円の急落が見られたことがポイントです。これは、世界的なドル高と米金利上昇による影響が日本市場にも波及した結果です。週末も下落傾向が続くため、来週は一時的に調整局面に入る可能性が高いでしょう。
高すぎる米国金利が金市場に与えた影響
今週の米長期債利回りは10年債で4.49%に達し、これは直近の金相場の下落に大きな影響を与えました。特に、2年債と10年債のイールドカーブがフラットニングしていることは、短期的なリスクを示唆しています。米1月雇用統計の結果からFRBがさらなる利上げを示唆する中で、金利の高止まりが金相場の重しとなりました。
トランプ前大統領の政策リスクとドル高の影響
トランプ前大統領が報復関税を来週発表するという発言が、為替市場にも影響を与えました。ドル円は一時152円42銭まで上昇しましたが、リスク回避の円買いが強まり151円37銭で引けました。このドル高基調が日本の金市場にも影響を与え、買取価格の調整につながっています。
まとめ
今週の金相場を振り返ると、米金利の上昇、ドル高、そしてトランプ氏の政策発表への警戒が大きな要因でした。日本市場でも木曜日から急落し、来週は一時的な下落が予想されます。リファスタでは、こうした市場の動きを迅速に反映し、最適な買取価格を提供していますので、土日も営業中の私たちにいつでもご相談ください。
以上、1週間お疲れさまでした。リファスタの杉でした。では!