6/17(月)本日の貴金属市況〜世界の金融政策と金市場の動向:日銀の影響とロシアの対応
皆さん、こんにちは!
リファスタの杉でございます。
本日9月10日火曜日、金の最新ニュースをお届けします。
まずは金の価格から。
国内の公表価格は12,619円となり、前日比98円の上昇です。
FRBによる利下げ期待が金価格をサポートしており、今後の展開が注目されます。
次に、プラチナは4,706円で91円の上昇、銀は138円で2円の上昇、そしてパラジウムは4,279円と大きく171円の値上がりです。
為替市場ではドルが円に対して強含んでおり、143円台を維持しています。
米国の消費者物価指数(CPI)の発表が控えており、これが市場にどのような影響を与えるのか注目が集まっています。
CPIはインフレ率を示す重要な指標であり、FRB(米連邦準備制度理事会)の金融政策に大きな影響を与えます。
インフレが高まると、FRBは金利を引き上げる傾向にあり、これがドルの価値を上昇させます。
逆に、インフレが抑えられると、FRBが利下げを行う可能性があり、ドルの価値が下がる可能性があります。
現在、市場では8月のCPIが前月比で0.2%の上昇、前年同月比で2.6%の上昇が予測されています。
7月の2.9%から伸びが鈍化するとの見通しもあり、これがFRBの利下げ期待を高め、ドルの動向に影響を与える可能性があります。
さらに、FRBはインフレだけでなく、雇用統計などの他の経済指標にも目を向けているため、今後の政策決定に注目が集まっています。
為替市場では、こうした動きによりドルの動向が円や他の主要通貨に対してどう変化するかが重要視されており、投資家も慎重に動向を見守っている状況です。
今後も金やその他の貴金属の価格に影響を与える要因として、FRBの金融政策や世界的な経済動向をしっかりと見極める必要があります。