8/5(月)本日の貴金属市況〜金相場が大幅下落、再度反発の兆し
皆さん、こんにちは!
リファスタの杉でございます!
本日9月5日木曜日、金相場の動向についてお知らせします。
まず、国内の金価格です。国内公表価格は1グラム12,595円となり、前日比143円の下落を記録しました。
これは、プラチナ、銀、パラジウムなど他の貴金属価格も下落していることから、全体的にリスクオフの動きが強まっている結果といえます。
国内の金価格は、国際金価格に加え、為替レート、特に円とドルの関係にも左右されます。
最近はドル安の動きが進み、これが国内での円建ての金価格に下落圧力をかけています。
ドル安が進むと、金の国際価格が上昇したとしても、円高で相殺され、国内金価格は下がる傾向があります。
次に、国際金価格についてです。
現在、ニューヨーク市場の金価格は1オンス2526ドル。
JOLTS(米国の雇用動態調査)で求人件数が3年半ぶりの低水準となり、これにより米国債利回りが低下し、ドルも下落しました。
この結果、リスク回避のため一時的に金が買われる展開になり、価格が下げ止まりました。
国際的には、UBSやゴールドマン・サックスのアナリストも今後の金の上昇を予測しています。
例えば、2025年には金価格が2,700ドルから3,000ドルに到達する可能性があるという見通しも出ています。
一方で、短期的には米連邦準備理事会(FRB)の政策がリスク要因となっており、金価格の変動は続くでしょう。