8/13(火)本日の貴金属市況〜金価格続伸、国内金価格12,802円に上昇
皆さん、こんにちは!
リファスタの杉でございます!
本日8月30日金曜日、金相場の動向についてお知らせします。
まず、国内の金価格は52円上昇し、現在12,822円となっています。
さらに、プラチナや銀も小幅な上昇を見せています。
次に、NY金先物について詳しく見ていきましょう。
29日の取引で、NY金先物(12月限)は22.5ドル上昇し、1オンスあたり2,560.3ドルまで反発しました。
この背景には、アメリカの経済指標が大きく影響しています。
まず、アメリカ商務省が発表した第2四半期の国内総生産(GDP)の改定値が、年率換算で前期比3.0%増と発表されました。
これは、以前の速報値である2.8%増から上方修正されたもので、市場にとって良いニュースとなりました。
このGDPの上方改定により、アメリカ経済の強さが再確認され、外国為替市場ではドル指数が上昇しました。
しかし、ドルが強くなると通常、ドル建てで取引される金は割高感が出て売りが先行しがちです。
実際に、このニュースが最初に発表された時点では、金の売りが優勢となり、金価格は一時的に下落しました。
ところが、その後に発表された7月の中古住宅販売仮契約指数が予想外に大幅な低下を示しました。
全米リアルター協会が発表したこのデータでは、前月比5.5%低下し、指数は70.2となりました。
これは2001年にこの統計が開始されて以来の最低水準です。
この予想外の弱いデータにより、投資家の間で経済の先行きに対する懸念が高まり、安全資産である金の買い戻しが進みました。
結果として、金の価格は再び上昇し、最終的に22.5ドル高で取引を終えました。
このように、経済指標の発表が金価格に与える影響は非常に大きいです。
特に、GDPの上方修正と住宅市場の悪化が組み合わさることで、金が一時的に売られるも、その後に強く買い戻されるという動きが見られました。
金やプラチナ、銀などの価格は今後も変動が予想されますので、投資をお考えの方は最新の情報に注目していただければと思います。