7/16(火)本日の貴金属市況〜金過去最高値を更新
皆さん、こんにちは!
リファスタの杉でございます!
本日8月28日水曜日、金相場の動向についてお知らせします。
まず、金の国内公表価格ですが、12,786円となり、前日比で2円の下落となりました。
わずかな下げ幅ですが、世界的な金利動向やドル安の影響を受けた結果です。
次に、プラチナは4,821円で、こちらは22円の下落です。
一方、銀は147円で変動なし。
注目すべきはパラジウムで、60円上昇して4,438円となっています。
最近発表された米国の消費者信頼感指数が上昇したことは、米国経済の強さを示す重要な指標の一つです。
消費者信頼感指数が上昇するということは、一般消費者が経済の現状や将来に対して前向きな見方を持っていることを意味します。
これが実際の消費活動に反映され、経済成長を促進する可能性があります。
このような経済の好調を示す指標が発表されると、投資家は将来的な金利上昇を見込むようになります。
特に、長期金利が上昇する傾向があります。
長期金利が上がる理由として、中央銀行がインフレを抑制するために金融引き締め策をとる可能性が高まることや、経済成長が続くことで借り入れコストが増加することが挙げられます。
金は利息を生まない資産であり、これが他の利息を生む資産と競争する際の弱点となります。
金利が上がると、国債や預金など、利息を生む金融商品が相対的に魅力を増すため、金への投資が敬遠されがちになります。
その結果、金の需要が減少し、価格が下落する傾向が見られます。
今回の消費者信頼感指数の上昇により、投資家は長期金利の上昇を予測し始めています。
このため、金市場では利息を生まない金の魅力がやや薄れ、金価格には下押し圧力がかかることになります。
このように、経済指標の変動が金価格に与える影響は非常に大きく、市場動向を注視することが重要です。